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セッケイカワゲラ

▲セッケイカワゲラの仲間。いつも見ているセッケイカワゲラよりも小型で、体長1cmほどしかなかったから、おそらく別種なのだと思う。レンズに触角が触れるくらいまで接近して、やっとこの大きさに写せた。 (2008年03月08日 青森県弘前市 Olympus E-330, 魚露目8号)


▲雪上を走るカワゲラの仲間。こっちの有翅のカワゲラの方が、セッケイカワゲラよりも、ずっと数が多かった。 (2008年03月08日 青森県弘前市 Olympus E-330, 魚露目8号)
コマダラウスバカゲロウ幼虫
もう半月も前のことなのですが、Vespaさんにコマダラウスバカゲロウの幼虫を見に連れて行ってもらいました。
前々から見てみたいと思っていた虫なので、実物を見せられた時にはとても感動しました!
もっとずっと小さな虫だと思っていたのですが、普通のアリジゴクくらいの大きさはあって、びっくり。ただでさえ目立たないのに、それに加えて、予想していたサイズとあまりに違っていたので、場所をピンポイントで教えられても見つけるのに随分時間がかかりました。
僕の写真には写っていませんが、実はこの近くにもう1匹コマダラウスバカゲロウの幼虫が潜んでいます。Vespaさんのブログに2匹同時に写った写真が掲載されていますが・・・すぐに2匹とも見つけられた人は凄い!


▲越冬中のコマダラウスバカゲロウの幼虫。地衣類を体に纏い、上手く周囲に溶け込んでいる。 (2008年02月29日 青森県弘前市 PENTAX *ist DS, 105mm)


▲雪と石の間にできた空洞に潜んでいた。よくこんなところにいるのを見つけられたものだと感心してしまった。撮影している最中にも石の上に積もった雪が少しずつ融け、その雪どけ水がしたたってきた。 (2008年02月29日 青森県弘前市 Olympus E-330, 魚露目8号)


▲その8日後に撮った、同じ個体の写真。覆っていた雪は融け、日光が当たっていた。しかし、まったく動いている様子が無い。いつになったら動き出すのだろう。 (2008年03月08日 青森県弘前市 Olympus E-330, 魚露目8号)

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RSSリーダーに、マルヤマさんの「断虫亭日乗」を追加しました。
マルヤマさんのブログはいつも楽しみに読んでいて、その更新情報が分かると(自分が)便利だからRSSリーダーに登録しよう!と思ったのは、もう随分前のこと。でも、なぜかマルヤマさんのブログだけいくら試行錯誤して設定しても更新情報が表示されません。
はてなDiaryのRSSが特殊なんじゃないかなぁ・・・なんて、他人のせいにして一先ず保留していたのですが、今日ふと、自分のしょうもないミスに気が付きました。我ながら情けない・・・。
今年の初蝶 ヒオドシチョウ
青森でも、ようやく蝶の季節が始まりました!
2年前、この時期に同じ場所で、最初にヒオドシチョウを見たのは3月25日。それを考えるとまだちょっと早いような気もして不安だったのですが、春を待ちきれない思いに駆られ、行動せずにはいられません。ここ数日暖かい日が続いていたので、そろそろかな・・・と目論み、Vespaさんを誘って行ってみました。まだ飛んでいないようならゼフィルスの卵でも探して帰るから、それでもいっか―くらいの気持ちでいたのは内緒です(笑) 現地でふうさんに会い、3人でフィールドに入りました。(ふうさんはその後仕事があるとのことで、あまり一緒には動けなかったのですが。)
しばらく林道を歩いていると、1頭のヒオドシチョウが飛び出しました!
毎年のことですが、この瞬間、何とも言えない幸せを感じます。


▲翅を開いて日光浴するヒオドシチョウ。奥には残雪が見える。 (2008年03月13日 青森県青森市 Olympus E-330, 14-54mm)


▲ヒオドシチョウ。予想以上に雪が融けていて、日当たりの良い場所には雪は残っていなかった。 (2008年03月13日 青森県青森市 Olympus E-330, 14-54mm)
ヘレナキシタアゲハ
さて、2ヶ月半、記事数にして48件も続けてきたマレーシア旅行記ですが、今回で最終回です。
熱帯アジアらしく、トリバネで始めて、トリバネで終わろう・・・ということで、ヘレナキシタ(Troides helena)でしめようと思います。(ちなみに、最初の記事はアカエリトリバネでした。)
初めて僕がこのチョウを見たのは、3年前、チョータローさんたちとマレーシアに行った時でした。高い高ーい木のてっぺんの、その更に上を、このチョウが飛んでいました。その頃はまだキシタアゲハと言えばどれも特別な蝶だと思っていたし、青空に透かして見た後翅の黄色い部分が何とも綺麗で、感動した覚えがあります。

マレーシアでチョウを探して歩いていると、日に1〜2度はヘレナキシタが姿を現します。
ヘレナキシタは普通種とまでは言えないものの割とよく見られるチョウで、それほど珍しいものではありません。大きくて目立つから余計に目につくというのもあるのだとは思いますが、とにかく、見ること自体は簡単です。
ただ、電信柱の先に網を付けても届くかどうか・・・くらいの物凄い高さのところばかり飛ぶため、どうすることも出来ず、本当に見るだけ(下手したら見えるだけ)で終わることが殆ど。鳥用の撮影機材があれば話は別なのかもしれませんが、その状態でまともに撮影することは基本的に不可能です。
父のこの写真も、おそらく新鮮なオスだったからこそ撮れたものだと思います。そもそも、あまり吸水に降りるチョウではないようです。こんなふうにヘレナキシタが見られるなら、アカエリなんかに粘着してる場合じゃなかったかなぁ・・・


▲ヘレナキシタアゲハ(Troides helena)のオス。あまり吸水に降りるチョウではないらしいから、これを写せた父は運が良いのだと思う。父撮影。 (2007年12月25日 Kuala Woh, Malaysia RICOH GR DIGITAL)


▲ヘレナキシタアゲハ(Troides helena)のオス。後翅の黄色い部分は、ピカピカと輝くけれど半透明(画像でも隠れた部分の前翅が透けて見えているのが分かる)で、何とも不思議なつくり。頭上高く通り過ぎていくのを青空バックで見ると、黄色く輝きつつも青空が透けて見え、とても美しい。父撮影。 (2007年12月25日 Kuala Woh, Malaysia RICOH GR DIGITAL)


▲ヘレナキシタアゲハ(Troides helena)のオス。父撮影。 (2007年12月25日 Kuala Woh, Malaysia PENTAX *ist DS, 105mm)
ウラフチベニシジミ
 独特な熱帯らしい配色でインパクトのある、このウラフチベニシジミ(Heliophorus epicles)は、マレーシア(特に19マイル)の最普通種と言っても過言ではないくらい、普通に見られるチョウです。しかし、普通種と分かっていても、この美しさには毎回ドキッとさせられます。
 ベニシジミ亜科に分類されますが、日本のベニシジミの面影は殆ど見られません。(・・・といっても、亜科って結構上位の分類段階ですけれど。)ただ、タデ科植物を食草としているところは、日本のベニシジミと一緒です。
 19マイルのオラン・アスリ集落周辺では、このチョウがとにかく多いです。このチョウが多少開けた環境を好むため、人間の生活空間の周りでふえやすく、当然と言えば当然かもしれません。ただ、オラン・アスリが普通種(=ウラフチベニシジミやキチョウの仲間)を採らずに、他の虫をどんどん採集していくため、競争相手や外敵に選択的な採集圧がかかっているということも、少なからず影響しているのでは、と思っています。


▲ウラフチベニシジミ(Heliophorus epicles)。日本で言うところのベニシジミのような普通種で、19マイルポイントのオラン・アスリ集落周辺に沢山飛んでいた。オラン・アスリたちは寄り好みせず手当たり次第にチョウを捕まえるけれど、ウラフチベニシジミとキチョウの仲間だけは雑魚扱いして見向きもせず、カマキリの餌などとして使っていた。 (2007年12月24日 19 mile, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)


▲ウラフチベニシジミ(Heliophorus epicles)のオス。オスの翅表は、見ての通りとても豪華。紫色の部分は、キマダラルリツバメに似たタイプの輝き方をする。父撮影。 (2007年12月24日 19 mile, Malaysia PENTAX *ist DS, 105mm)


▲ウラフチベニシジミ(Heliophorus epicles)のメス (2007年12月25日 19 mile, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)


▲ウラフチベニシジミ(Heliophorus epicles)の産卵。日本のベニシジミと同様にタデ科の植物を食草としている。 (2007年12月25日 19 mile, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)


▲ウラフチベニシジミ(Heliophorus epicles)。ちなみに、これらの写真は全て、オラン・アスリの記事の1〜2枚目の写真の辺りで撮影している。父撮影。 (2007年12月24日 19 mile, Malaysia RICOH GR DIGITAL)
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