日本では青森・岩手の2県からしか記録されていない早春性・昼行性のシャクガです。岩手県の近況を把握できていないのですが、少なくとも青森県では、30年間記録が途絶えていました。近縁種のカバシャク
Archiearis parthenias とは前翅の模様や雄の触角形状で区別でき、食樹も違います(本種はヤナギ科、カバシャクはカバノキ科)。
腰を抜かす思いで採集した後、震え上がりながら自宅で撮影。
クロフカバシャク
Archiearis notha のメス
オス
産卵直後の卵
2日後、淡い黄緑色から暗い紫色に変化しました