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ゴマシジミの幼虫を運ぶクシケアリ
いきなりタイトルとは全く関係ない話になってしまいますが、先程我が家に「世界のゼフィルス大図鑑」が届きました。9月20日頃刊行とされているので、入手なさっている方はまだあまりいないと思います。
で、内容ですが、今までこれほど面白い図鑑を読んだことがない!と断言できるモノです。(まだ軽く目を通しただけなのですけれど。)「おーっ」と思うinterestingな面白さもあれば、「ぷっ」と吹き出してしまうfunnyな面白さもあります。特に解説編の「備考欄」が凄くて、「(ホロタイプ・パラタイプ標本がちゃんと残されていないことから、)こんな人間は新種記載をすべきでない」とか「(標準図鑑の誤植問題を受けて、)その責任は誰がとるのか」とか「(パラタイプと思しき標本の写真を載せて、)この標本に見覚えのある方はご一報ください」とか、今までの図鑑では有り得なかった、本音の文章が書かれています。まさに、『生きている図鑑』であり『戦う図鑑』である、との歌い文句そのものの内容でした。もちろん、幼生期等の情報も充実していて、図鑑としての完成度自体も素晴らしいです。

さて、話が変わっても、まだタイトルと関係のない話が続きます。
読者の方にはご存知の方が多いとは思いますが、9月23日に大手町サンケイプラザで「東京インセクトフェア」が開催されます。なので、そのインセクトフェアに参加するため、明日(というかもう今日か)、東京へ発ちます。
フェア会場には親子2人ともいるはずなので、機会があれば声をかけていただけると喜びます。

そしてやっとタイトルの件ですが、文章が長くなってしまったので画像解説だけにさせていただきます・・・。(というか、朝一番の飛行機で発つことになっているので、もう寝たいのです。)
・・・と、タイトルと文章が全く関係ない記事が出来上がりましたとさ。(めでたし、めでたし)


▲ゴマシジミの幼虫がナガボノシロワレモコウの花穂から出て、クシケアリによって巣へ運ばれていくところ。 (9月16日 飼育下 PENTAX *ist DS, 105mm)
ゴマシジミの羽化
お久しぶりです。つい先日まで入院していました。今年に入ってから3度目なのですが、もう病院は懲り懲りです。半月も更新がなかったにも関わらず、毎日沢山のアクセスありがとうございました。しばらくは入院前に撮影した少し時期外れな写真が続きますが、ご容赦ください。

さて、そろそろ本題に(苦笑)。8月19日に岩木山で見つけたゴマシジミの蛹が羽化しました。(勿論、かなり前の話です。)



▲羽化直前で蛹殻が剥離し、全体が黄色くなったゴマシジミの蛹 (8月29日 飼育下 PENTAX *ist DS2, 105mm)


▲羽化直後、翅を伸ばす場所を探して歩き回る。この時点では脚が毛深く、アリからの攻撃をかわすためと思われる。 (8月29日 飼育下 PENTAX *ist DS2, 105mm)


▲一ヶ所にとどまって、翅を伸ばし始めた (8月29日 飼育下 PENTAX *ist DS2, 105mm)


▲羽化後約10分。翅は既にほぼ伸びきっている。 (8月29日 飼育下 PENTAX *ist DS2, 105mm)
ハヤブサ
今日は椿山の山頂へ行ってみました。椿山は山とは言ったものの、陸繋がりのごくごく小さな島みたいなもので、10分もあれば登り切ることができます。ちなみに、山頂は足場の狭い3〜4畳くらい(?)の岩場で、4方向とまではいきませんが3方向がまぁ落ちたら即死だろうなってレベルの高さの崖になっています。
山頂付近まで行けば何か蝶は飛んでいるだろう、あわよくばアサギマダラなんかも・・・・なんて甘い考えを抱いていたのですが、現実はそんなに甘くありません。アサギマダラどころか黒いアゲハすら1匹も飛んでおらず、ルリシジミが数頭ちらちら見えるのとキアゲハが1頭手の届かないようなところを飛んでいるだけでした。
ただ、代わりに何やら格好良い猛禽類が、隣の岩にこちらを向いてとまっていました。
レンズを持っている中では最も望遠寄りな70-300mmに付け替え、それでもちょっと焦点距離が足りないなぁと感じながらも、撮影を開始。しばらく撮影していると、こちら側の気配を察したのか、今度は飛んで辺りを鳴きながら旋回し始めました。ただでさえアブナイ場所なので、ファインダーを覗いて足場の確認なしに鳥を追いかけまわすのは今思うと危険だなぁと思うのですが、目の前に被写体がいると何とも思わずにやってしまえるから不思議です。(父には後から竜飛のゴマシジミの時以上に危険だとどやされました・・・。)
家に帰ってから種名を調べてみると、どうやらハヤブサのようです。名前は聞いたことのある鳥ですが、こんな環境に生息している鳥だとは知りませんでした。


▲ハヤブサ。有名な鳥なので名前は知っていたけれど、海岸の断崖絶壁に生息する鳥だとは知らなかった。(9月1日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 70-300mm)


▲ハヤブサ(9月1日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 70-300mm)


▲鳴き声をあげながら、辺りを旋回した。(9月1日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 70-300mm)
ヤマキマダラヒカゲ

▲ヤマキマダラヒカゲ(8月22日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 17-70mm)


▲モンキチョウの求愛行動。オスはメスの後ろを追うのではなく、メスの前に出て飛ぶのが特徴的。(8月25日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 17-70mm)
深浦で見つけた甲虫

▲クロトラカミキリ(8月22日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS2, 14mm + x1.5)


▲クロカナブン。ちなみに、青森県はクロカナブンの北限にあたり、見つかると報文が出されることがあるほど珍しい。(8月22日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 17-70mm)


▲アオカナブンの交尾(8月22日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS2, 14mm + x1.4)


▲ツマグロヒメコメツキモドキの雌雄。ススキの葉の付け根で見つけた。青森にもこんな格好良いコメツキモドキがいたのかと驚いた。(8月22日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 17-70mm)
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