フユシャクのシーズンは終わってしまったし、越冬昆虫を撮影するにはまだもう少し雪が積もり足りないような気がして、気分が盛り上がらない。大学は冬休みだけど、マンガなんかを読みながら、ついだらだらしてしまう。さて、父はどうしているかというと、今海外旅行中。ホントは僕も行きたかったのだけど、夏休みの入院を理由にお許しが貰えなかった。年明けには沢山の写真を撮ってきてくれるよう期待しつつ、これから数日間、僕の入院中に父が撮っていた写真を掲載していこうと思う。
父の撮った写真に僕が文章を付けるのはお門違いのような気がするから、写真とは全く関係無いけど、たまには撮影機材の話でも。
ついこの前、父の海外旅行に向けてリコーのGX200を買った。価格もかなりこなれてきていて、高級コンパクト機としてはまあまあお買い得。僕はまだ野外で使っていないから操作感等を書くのは控えておくけれど、室内でテストした印象はとても良かった。特にRAWでもストレスなく撮影できるのは一昔前のコンパクトデジカメでは考えられなかったことだから驚いてしまった。(GRのRAWは保存に時間がかかり過ぎて全く使い物にならないし、先行機のGX100でもそうらしい。)電子水準器やストロボのマニュアル調光などといった、コンパクトデジカメらしからぬ機能も良い。ただ、マニュアルで設定できるストロボ発光量はFULL〜1/32までで、ガイドナンバーはどの程度なのか分からないけれど、発光部と被写体が近くなりがちなことも相まって1/32発光でもちょっと強過ぎる。もう少し小さな発光量でも使えたらと良いのになと思う。
▲オナガシジミ。前翅基部紋と中室端紋が融合した変異個体。 ―父撮影 2008年07月21日 青森県青森市 梵珠山
▲カラスシジミ♀ ―父撮影 2008年07月21日 青森県青森市 梵珠山
▲カラスシジミの産卵 ―父撮影 2008年07月21日 青森県青森市 梵珠山