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ギンイチモンジセセリ

▲ギンイチモンジセセリ。青森でも激減していて、そうそう見られない。父撮影。 (2008年06月05日 青森県深浦町 Nikon D200, 150mm)


▲ミヤマチャバネセセリ。奥に見えるのは堤防で、その更に奥にかすかに見えているのは日本海。海岸線まで10〜20mくらいの距離。父撮影。 (2008年06月05日 青森県深浦町 RICOH Caplio R7)


▲クモガタヒョウモン。父撮影。 (2008年06月05日 青森県深浦町 Nikon D200, 150mm)


アリノスアブ。クロクサアリが巣を造っているカシワの木に産卵している。父撮影。 (2008年06月05日 青森県深浦町 RICOH Caplio R7)
チャマダラセセリ
 1週間ぶりの更新です。その間コメントにも返信せず、申し訳ありません。
 毎日のアクセス、ありがとうございます。

[CASIO EX-F1]
 この前の火曜日、短い時間ではありましたが、カシオの社員の方々と直接お話しする機会がありました。この田舎の大学まで、わざわざ東京や仙台から5人もの方がいらしたものだから、びっくり。
 話の内容からも、この路線のカメラ創りにかなり積極的な印象を受けました。

[雑記]
 尾園暁さんのブログでオオワラジカイガラムシの写真を見ていて、ふと思ったこと。これ、ムモンアカの幼虫にそっくりじゃん!
 そういえば、ムモンアカの幼虫はカイガラムシに擬態してアリをだましている、なんてことも考えられるような。そもそも、ムモンアカの幼虫が蜜腺も持たないのにクサアリと共生できているのはちょっと、というか、かなり不可解なわけで、何か根本的な秘密が隠されているような気がします。
 いくら外見をカイガラムシに似せたからと言ってクサアリ相手に十分な擬態効果があるとは考えにくいのも事実ですが、体表面に分泌される化学成分か何かをカイガラムシに似せていて、その結果、ニッチがカイガラムシに似たから収斂進化して外見までカイガラムシに似てしまった・・・とか、そういうシナリオを立てることもできるわけで。
 ・・・以上、妄想でした(笑)

[チャマダラセセリ]
 先週末は、ゆうざんさんと一緒に岩手のチャマダラセセリを見に行きました。
 そういえば、近々この場所は採集禁止になる、という話が出ているのだとか。(どこまで確実な話なのかよく分かりませんが。)僕は今では全くと言っていいほど採集をしませんが、基本的に採集禁止の動きには反対です。採集を禁止する前に、もっとやるべきことがあるだろうと思ってしまいます。ただ、これからの時代は、仕方のない部分もあるのかもしれません・・・。


▲交尾 (2008年05月24日 岩手県岩泉町 PENTAX *ist DS, 17-70mm)


▲産卵 (2008年05月24日 岩手県岩泉町 Nikon D200, 150mm)


▲アズマギクでの吸蜜。父撮影。 (2008年05月24日 岩手県岩泉町 PENTAX *ist DS, 105mm)


▲タンポポでの吸蜜。父撮影。 (2008年05月24日 岩手県岩泉町 RICOH GR DIGITAL)


▲露岩地での吸水(2008年05月24日 岩手県岩泉町 Olympus E-330, 14-54mm)


▲後翅の白紋が強い個体。その割に前翅の白紋は発達が弱い。 (2008年05月24日 岩手県岩泉町 Nikon D200, 150mm)


▲ (2008年05月24日 岩手県岩泉町 Olympus E-330, 14-54mm)
ウスバシロチョウ(2)
[白いウスバシロチョウ]
白いウスバシロチョウに、最近あまり縁がありません。あまり本気で追いかけていないせいもあるとは思うのですが・・・。


▲黒色鱗粉の減退したオス。翅脈上や後翅内縁部にはまだ少し黒色鱗粉が残っているけれど、そこそこのレベル。 (2008年05月17日 青森県青森市 Nikon D200, 150mm)


▲上の写真の個体を追いかけていたら、メスの上に乗って求愛し始めた。 (2008年05月17日 青森県青森市 Nikon D200, 150mm)


▲メスは既に交尾済みの個体で、結局交尾は成立せず、この後すぐに離れてしまった。 (2008年05月17日 青森県青森市 Nikon D200, 150mm)

[スフラギスの効果]


▲前回の記事で掲載した交尾個体のメスに、交尾終了後、違うオスが求愛してきた。もちろん、スフラギスに阻まれて交尾は成立せず。しかし、1時間近くもこの状態だった。オスは時折腹部を動かしてスフラギスを外そうとしているように見えたけれど、上手くいってはいないようだった。 (2008年05月18日 青森県青森市 PENTAX *ist DS, 105mm)

ウスバシロチョウ
ウスバシロチョウの求愛→交尾成立の瞬間に、初めて遭遇しました。
求愛の際、メスが腹部を持ち上げてシロチョウの交尾拒否行動に似た姿勢をとっていたので、どうせ交尾は成立しないだろうと思って見ていたのですが・・・。

そうそうある機会ではないので、交尾が終わるまでの約1時間(本当はその後もうひと騒動あって、更にもう1時間)、撮影がてらに観察を続けてみました。
見ていてちょっと面白いなと思ったのは、スフラギスの形成タイミング。ヒメギフチョウでは、交尾の最後、雌雄が離れる直前にスフラギスが形成されるのですが、ウスバシロチョウはそれとは異なるようで、約1時間の交尾時間のうち始めの20分ほどでスフラギスはほぼ完成していました。


▲ウスバシロチョウ♂ (2008年05月18日 青森県青森市 Nikon D200, 18-50mm)


▲ウスバシロチョウの求愛行動。この後、交尾に至った(下の写真)。 (2008年05月18日 青森県青森市 Nikon D200, 150mm)


▲交尾。スフラギス形成が完了したのは交尾開始から約20分後。交尾時間はおよそ1時間。 (2008年05月18日 青森県青森市 PENTAX *ist DS, 105mm)
ウラキンシジミ終齢幼虫

▲ウラキンシジミ終齢幼虫とクロオオアリ。終齢になると日中はあまり葉上に出なくなり、目立たない。 (2008年05月17日 青森県青森市 Olympus E-330, 魚露目8号)


▲ウラキンシジミの終齢幼虫。終齢幼虫になって間もないうちは、3齢までの生態が残っていて、葉上で生活する。 (2008年05月17日 青森県青森市 PENTAX *ist DS, 105mm)


▲ウラクロシジミの終齢幼虫 (2008年05月17日 青森県青森市 PENTAX *ist DS, 105mm)
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