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ホンシメジ
 僕の一番好きなキノコが、このホンシメジ。とにかく美味しい。「香り松茸、味しめじ」と言うけれど、この“しめじ”というのはシメジの仲間一般のことではなく、ホンシメジのことを指しているらしい。一昔前まで、栽培ブナシメジが「本しめじ」という名前で流通していたけれど、ホンシメジとブナシメジとでは格が天と地ほども違う。




▲ホンシメジ ―2008年10月18日 青森県青森市

 クリタケは幼菌のうちが美味しいと思う。見た目にも幼菌の方が可愛いし綺麗。そういえば、この前原木栽培のクリタケが売られていて驚いた。クリタケの需要なんてたかが知れてると思うのだけど・・・。


▲クリタケの幼菌 ―2008年10月18日 青森県青森市
アオスジアゲハ越冬蛹
 まだブログには書いていない、というか、僕が入院したせいで書くタイミングを逃したのだけれど、今年も深浦でアオスジアゲハが発生していた。1化目の目撃情報も聞いているから、越冬に成功したのだと考えてまず間違いないと思う。2化目の成虫は多数確認していて、父は(僕の入院中にも関わらず)何度も通いつめて撮影していた。その写真はシーズンオフに載せるつもり。
 さて、深浦のアオスジアゲハだけれど、深浦のタブノキは限られた場所に少し生えているだけだから、気候問題を抜きにしても大きな個体群にはなり得ないと思う。その上、越冬蛹の生存率は、少なくとも従来の北限程度には低いだろうから、春型の個体数はかなり限られるはず。もしかしたら片手で数えられる程度の個体数になるかもしれない。そのとき運悪く性比が偏ってしまったりなんかしたら、簡単に滅びると思う。他の北上侵入種(クロアゲハ、ヤマトシジミ)は、食餌植物がいくらでもあるし、ましてほぼ連続的に分布しているから他個体群との交流もあるだろうし、気候問題さえクリアできれば定着するのはある意味当然。ただ、アオスジアゲハはそうではない。(さらに言うなら、もともと深浦にアオスジアゲハが分布しなかったのは、気候的な制限以上に、タブノキ群落が小さく孤立度も高いせいで個体群を維持できないことが影響していたのではないか。)
 先週末、アオスジアゲハの越冬蛹を2頭見つけた。(他に、2〜3化目なのか越冬蛹なのか分からないけれど、死蛹も3つ確認した。)この蛹は来春無事羽化出来るだろうか。そして、来年もアオスジアゲハは発生を続けられるだろうか。 


▲アオスジアゲハの越冬蛹。4mくらいの高さにある葉の裏で見つけた。 ―2008年10月13日 青森県深浦町
アサギマダラ
 カシワスカシバを求めて深浦のクリ園を歩いていると、アザミに訪花するアサギマダラの姿が目に入った。(本命のカシワスカシバは気配すら無かったけど。)そろそろシーズンは終わろうとしているのに、アサギマダラを見るのは今年初めて。ついでに言うと、撮影したのは数年ぶりだと思う。青森でも狙って歩けば見られないチョウではないけれど、他の多くの地域では普通種なのだと思うと、まして何百頭採集してマーキングしました―なんて話を聞くと、一日中それだけのために走り回ってやっと数頭見られるかどうかというのでは割に合わないような気がして、あまり探す気になれない。
 でもこんなことを言っていながら、本当は凄く思い入れのある大好きなチョウだったりもするから、虫屋心とはフクザツなものだと思う。ファインダーを覗いているだけでドキドキできるチョウは、他にあまり思い当たらない。



▲アサギマダラのオス ―2008年10月13日 青森県深浦町

 昨年末にマレーシアで撮影したカバシタアゲハの画像もついでに並べてみる。そういえば、アサギマダラは枯れ枝に好んでとまる傾向があるけれど、カバシタアゲハもそうだった。


▲アサギマダラに擬態したカバシタアゲハのオス。昨年末、マレーシアにて。翅表の写った画像はこちら。 ―2007年12月26日 Mt.Jasar, Malaysia
セスジスカシバ蛹殻
 クマイチゴの根際で父がセスジスカシバの蛹殻を2つ見つけた。うち1つは少し古いのか地面に落ちていたけれど、もう一方は枝に付いたままだった。前の日そのすぐ側、というか隣接した植物上で新鮮なメスがコーリングしているのを見たから、(全くもって根拠に乏しいけれど)そのメスの羽化殻なのではと思う。
 セスジスカシバ(それも複数頭)から食害を受けた枝は、成虫サイズとクマイチゴの枝の太さのバランスから考えても、一見してそれと分かる状態になっていそうなもの。それなのに、実際食害された枝を見てみると、いまいちピンとこない。試しにこの枝と似た状態の枝を他にもいくつか見つけて割ってみたけれど、全部ハズレだった。来年はもっと早い時期からセスジスカシバの幼虫・蛹探しに挑戦するつもり。でもかなり苦戦しそうな予感。


▲セスジスカシバの羽化殻 ―2008年09月21日 青森県黒石市


▲ミツバアケビ ―2008年10月04日 青森県青森市
ウラナミシジミ
 先週、深浦町でウラナミシジミを見かけた。ウラナミシジミは、ここ数年毎年のように見ているから特別珍しいチョウというイメージは無くなってしまったけれど、十年近く前(その頃僕は小〜中学生)まで青森ではごく稀にしか記録されない珍しいチョウだった。ただ、1970年代以前(僕はまだ生まれていない)には結構採れていたらしい。本来そういうものなのか、その時代が特別だったのか、僕は知らない。


▲ウラナミシジミ♂ ―2008年09月30日 青森県深浦町
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