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アリに擬態したカメムシ
昨日深浦で見つけたクロヤマアリそっくりのカメムシ。
ホソヘリカメムシの仲間の幼虫だと思います。
動きまでアリにそっくりで、特に触角を前脚で掃除する仕草なんかはアリそのものです。

今回は野外で撮影せず採集して家に持ち帰って、黒背景で撮影してみました。
先日今森さんの写真展の展覧カタログをいただいたのですが、その中に黒背景のクールな写真が何枚も掲載されていて、ちょっと真似してみたくなったもので・・・。
しかし、これがなかなか難しい。いろいろと試行錯誤してこんな感じの写真になりましたが、完成度にまだ少し不満があります。
こういう写真、もっと上手く撮れるようになりたいな。


▲ホソヘリカメムシ類の若齢幼虫だと思う。形も大きさも動きも、クロヤマアリそっくり。 (2008年09月01日 飼育下 青森県深浦町にて採集 Nikon D200, 150mm)
キタスカシバ
 今日は病院へ行って抜糸してきました。あとは調子が戻るのを待つだけ!

 スカシバガにハマってしまった父は、あろうことかフェロモントラップを回してもらって、スカシバガ・ライフを今まで以上にエンジョイし始めました。(ところで、貴重なフェロモントラップが素人の手に渡って良いんだろうか・・・。)先週末だってゴマシジミ目当てに県外から何人もの虫屋さんがわざわざ青森まで来ていたというのに、父のベクトルはそれとは全く別の方向を向いてるみたいです。僕もその気持ちは分からないでもないんですけど・・・ね。正直、スカシバガのフェロモントラップを扱えるなんて・・・キタスカシバが何頭も飛んできたなんて・・・羨ましすぎる!

 そうそう、昨日クビアカスカシバの写真をブログに載せたら、父がその画像を見た方から「スカシバガってハチですか?」と聞かれたらしい・・・ハチに似て見えるけど、ハチではなくて、ハチに擬態した”ガ”なんです、すごいでしょ!・・・という説明を一言添えておくべきでした。でも、それだけこいつらの擬態の完成度が高いということですよね。


▲キタスカシバ。父撮影。 (2008年08月18日 青森県八甲田山 Nikon D40, 150mm)
クビアカスカシバ
2週間ぶりの更新です。

自然気胸をこじらせて(?)しまい、先々週に手術を受けて、先日まで入院していました。
ようやく退院できたは良いものの、まだちょっと本調子でないので、もうしばらくフィールド活動は控えることになりそうです。
ああ、貴重な夏休みが・・・

そうそう、最近父はスカシバガにハマってるみたいです。
今この辺りはゴマシジミやキベリタテハのシーズンなのですが、ガばっかりいじってます。



▲ヤブガラシで吸蜜するクビアカスカシバ。父撮影。 (2008年07月30日 青森県深浦町 Nikon D40, 150mm)
セグロベニトゲアシガ
ゴイシシジミを探していると、このセグロベニトゲアシガも時折見つかります。
このガは、成虫がベニボタルの仲間に擬態していていて、幼虫の生態はゴイシシジミと似ている(ササにつくアブラムシを捕食する)という変わり者。

そういえばこの日、ニコンの55mmマクロ(20年以上前にF-501と同時発売された型だと思う)をお借りすることができたので、標準マクロを初体験しました。
ワーキングディスタンスは短いといえば短いけど個人的にはそんなに気にならないし(というか、予想していたより長かった)、被写界深度は中望遠〜望遠マクロとは比べ物にならないくらい深いしで、なかなか好感触。
標準マクロも1つ買おうかな・・・なんて思ってしまいました(苦笑)


▲セグロベニトゲアシガ (2008年07月12日 青森県東津軽郡 Nikon D200, 55mm)


▲昨年撮影した幼虫。おそらくこの種の幼虫だろうと思い持ち帰って飼育してみたところ、予想通りセグロベニトゲアシガが羽化した。 (2007年08月11日 青森県東津軽郡 PENTAX ist DS, 105mm)

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リンクに、yohboさんのサイト「対馬の昆虫館」を追加しました。(yohboさん、遅くなってしまって申し訳ありません。)
ゴイシシジミ
こんなに翅表の白紋が発達したゴイシシジミを見たのは初めて。
さすがにこのレベルになると、飛んでいても白紋がしっかりと確認出来て、独特な雰囲気でした。
欲を言えば、もうちょっと鮮度が良いと嬉しかったかな・・・


▲ゴイシシジミ。前翅表面の白紋が顕著に出現した個体。 (2008年07月12日 青森県東津軽郡 Nikon D200, 17-70mm)
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