一昨日のキノコ狩りではナラタケが沢山採れた。津軽の人は、ナラタケのことをサモダシと呼ぶ。ついでに紹介すると、ハナイグチはラクヨウ、クリタケはアカツブレ、シモフリシメジはナラノキシメジ(あるいはギンタケ)と呼ばれていて、店でもこういった地方名で売られることが多い。ただ、僕は純粋な津軽人で、大学では(青森県出身者からでさえも)訛りがひどいとよく注意されるけれど、ラクヨウやアカツブレといった呼び方はイマイチしっくりこない。
ところで、ナラタケの仲間は細分されていて、もともとナラタケ1種として扱われていたものが今ではいくつかの種に分けられているらしい。写真のキノコはナラタケそのものかなと思うけれど、種レベルの同定にはあまり、というか、正直全く自信が無い。もっとも、従来1つの種として扱われていただけあって、誤同定したところで食べる分には何の問題も無い。
▲ナラタケ。キノコ汁にすると、ポリポリとした食感がとても良い。 ―2008年10月25日 青森県青森市
▲クリタケ ―2008年10月25日 青森県青森市
▲シモフリシメジ。まとまって生えるから、1本見つけると次々に見つかる。 ―2008年10月25日 青森県青森市