今日は椿山の山頂へ行ってみました。椿山は山とは言ったものの、陸繋がりのごくごく小さな島みたいなもので、10分もあれば登り切ることができます。ちなみに、山頂は足場の狭い3〜4畳くらい(?)の岩場で、4方向とまではいきませんが3方向がまぁ落ちたら即死だろうなってレベルの高さの崖になっています。
山頂付近まで行けば何か蝶は飛んでいるだろう、あわよくばアサギマダラなんかも・・・・なんて甘い考えを抱いていたのですが、現実はそんなに甘くありません。アサギマダラどころか黒いアゲハすら1匹も飛んでおらず、ルリシジミが数頭ちらちら見えるのとキアゲハが1頭手の届かないようなところを飛んでいるだけでした。
ただ、代わりに何やら格好良い猛禽類が、隣の岩にこちらを向いてとまっていました。
レンズを持っている中では最も望遠寄りな70-300mmに付け替え、それでもちょっと焦点距離が足りないなぁと感じながらも、撮影を開始。しばらく撮影していると、こちら側の気配を察したのか、今度は飛んで辺りを鳴きながら旋回し始めました。ただでさえアブナイ場所なので、ファインダーを覗いて足場の確認なしに鳥を追いかけまわすのは今思うと危険だなぁと思うのですが、目の前に被写体がいると何とも思わずにやってしまえるから不思議です。(父には後から
竜飛のゴマシジミの時以上に危険だとどやされました・・・。)
家に帰ってから種名を調べてみると、どうやらハヤブサのようです。名前は聞いたことのある鳥ですが、こんな環境に生息している鳥だとは知りませんでした。
▲ハヤブサ。有名な鳥なので名前は知っていたけれど、海岸の断崖絶壁に生息する鳥だとは知らなかった。(9月1日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 70-300mm)
▲ハヤブサ(9月1日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 70-300mm)
▲鳴き声をあげながら、辺りを旋回した。(9月1日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS, 70-300mm)