コカマキリが上手く周囲に溶け込んで歩いていたから、あえてあまり目立たないように写してみた。もっと格好良く、もっと目立たないように写したかったけれど、思うような写真には仕上げられなかったのが残念・・・。昆虫写真にとって大切なのは、美しく仕上げることよりも、その虫の凄さ・魅力を引き立てることだと思う。デジカメの性能が良くなって簡単に綺麗な写真が撮れるようになったけれど、今も昔も虫の魅力を引き出すのがカメラの性能なんかではなく撮影者の感性だということに変わりはないし、そういう写真を上手く撮れる人に憧れる。このシチュエーションでも、例えばコンパクトデジカメで広角接写したりマクロレンズで頭部や前脚の模様をアップにしたりすれば、もっとずっと綺麗でインパクトのある写真が撮れたのかもしれない。でも、そんな写真は世の中にありふれている。
ところで、ここ数日でサイトの模様替えをした。一応チョウのサイトを名乗っている都合上若干の後ろめたさがあったけれど、セスジスカシバの画像をトップにしてみた。試験的に、低確率でセスジスカシバの画像上にちょっとしたメッセージが表示されるよう設定してみたから、そっちの方もチェックしてみて欲しい。(でも、大した内容ではないから見た人はがっかりすると思う。)
▲コカマキリ。ヤマトシジミやクロアゲハ、ショウリョウバッタに並ぶ北上侵入種だが、深浦ではもう完全に定着している。 ―2008年10月13日 青森県深浦町
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Lycaena at 2008/11/03 17:47
ガーン!青森県にオオカマキリ以外のカマキリが居ついているとは知りませんでした。ショウリョウバッタも・・・。
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ze_ph at 2008/11/03 21:10
Lycaenaさん
ウスバカマキリもいますよ・・・
最近になって青森で見つかるようになった蝶以外の昆虫となると、コカマキリ、ショウリョウバッタ、マダラバッタ、ヒロバネカンタンあたりでしょうか。
Commented by シロちゃん at 2024/08/30 23:54
八戸市在住のものです。
今日、コカマキリを見掛けたので青森県コカマキリで検索したところ、このHPに辿り着きました。
コカマキリは昔から青森県には居なかったのでしょうか?
八戸市では約50年前からオオカマキリ、コカマキリ、ウスバカマキリが居るのですが…。
ウスバカマキリはここ20年程見掛けていませんが、オオとコは普通に見掛けます。
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