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Tagiades japetus

Tagiades japetus ♀ ― 2009年12月24日 Tac Mai, Dong Nai, VIETNAM
クロタテハモドキ

クロタテハモドキ Junonia iphita ― 2009年12月25日 Dambri, Lam Dong, VIETNAM 父撮影
シロモンクロシジミの蛹
 「人面蛹」として知られる、シロモンクロシジミ Spalgis epius の蛹です。放置畑のコーヒーノキから、父と海野さんが1個体ずつ見つけていました。そのほか、羽化殻はいくつも見つかったのですが、時期が悪かったのか、成虫は全く見かけませんでした。多くは葉の表面で蛹化していて、白黒のパターンや、そのテカリ感、というか、ヌメリ感は、いかにも鳥糞擬態という感じ。日当たりの良い葉表で蛹化することで、蛹期が短くできるのかも。
 そういえば、これに比較的近縁な日本のゴイシシジミ Taraka hamada の蛹も、似たようなテカリ、ヌメリ感がありますが、あれは何なのでしょうか。モノアラガイに似て見える気はするけれど、仮にモノアラガイ擬態だとして、意味、あるのかなあ


シロモンクロシジミ Spalgis epius の蛹 ― 2009年12月25日 Dambri, Lam Dong, VIETNAM


別の個体。この個体は葉の裏面で蛹化していた。 ― 2009年12月25日 Dambri, Lam Dong, VIETNAM
Tagiades gana

Tagiades gana ♀ ― 2009年12月25日 Dambri, Lam Dong, VIETNAM


Tagiades gana ♂ ― 2009年12月24日 Tac Mai, Dong Nai, VIETNAM
シリアゲアリとカイガラムシ
 シリアゲアリ類は、拠点となる大きな巣の他、その出先に、カイガラムシの保護などを目的とした小さな巣をいくつも作ります。台湾の Spindasis lohita の幼虫は、アリから給餌を受ける日本のキマダラルリツバメシジミ S. takanonis とは異なり、普通に植物の葉を食べて育つのですが、なんでも、日中にはシリアゲアリの出先の巣内に隠れ、身を護るのだとか。この生態は、他の多くの Spindasis に共通していて、この地域の S. lohita でもおそらく同様。そこで、S. lohita の成虫が近くでよく見られたと言う、シリアゲアリ類の巣の付いた木から、出先の巣、そして、その中にいるかもしれない幼虫を、探してみました。
 残念なことに、目的の幼虫は見つけらず、出先の巣の中から出てきたのは、カイガラムシの仲間だけ。しかし、そのカイガラムシは、あまりに大きく、しばらく正体の見当がつきませんでした。


2009年12月25日 Dambri, Lam Dong, VIETNAM
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