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オオセイボウ
 オオセイボウは青森県が北限で、県内では大珍品です。片手で数えられる程度の記録しかありません。この仲間としてはサイズも大きく、とにかく綺麗。素晴らしい虫です。


2009年08月04日 青森県深浦町


ノブドウでの吸蜜 ― 2009年08月04日 青森県深浦町
ムナブトヒメスカシバ
 このムナブトヒメスカシバの体長は、わずか10mm程度(開張20mm弱)。日本最小のスカシバガとされています。発見・採集例の多くは偶然的なもので、まとまった数が得られない珍種です。性フェロモンの成分はまだ特定されていないため、フェロモンルアーを使って集めることもできません。とはいえ、本当にこの種が珍しいのかどうかは少々疑問の残るところで、その生態やサイズの小ささから人目に付きにくいだけなのではないかと、僕は思っています。


とにかく小さい。隣に写り込んでいるクロヤマアリと見比べてみて欲しい。 ― 2009年08月02日 青森県深浦町



ノブドウで吸蜜するオス ― 2009年08月02日 青森県深浦町


葉上にとまるメス。この仲間は中脚を持ち上げる独特な姿勢で静止する。 ― 2009年08月02日 青森県深浦町
シタキモモブトスカシバ
 スカシバガ科は、ヒメスカシバガ亜科とスカシバガ亜科の2亜科(ビロードスカシバやコスカシバの仲間を1つの亜科として独立させ、3亜科とすることも)に分類されていて、このシタキモモブトスカシバをはじめとしたモモブトスカシバ類は、キタスカシバなどと同じスカシバガ亜科に所属しています。しかし、それが今一つ納得できません。モモブトスカシバ類は、独立した亜科としても良いくらい他とは形態が異なっているような気がします。この理解し難い分類は、何か理由があってのことなのでしょうか。それとも、欧米中心の分類体系によるものなのでしょうか。不思議です。



ヤブガラシでの吸蜜 ― 父撮影 2009年07月31日 青森県深浦町



ノブドウでの吸蜜 ― 2009年08月02日 青森県深浦町
アオバセセリ
 青森県はアオバセセリの北限です。そもそも県内では食樹(アワブキ)の自生地が限られていて、分布は局所的。個体数も多くありません。そうでなくても薄暗い時間帯にしか飛ばないくせに敏捷という至極タチの悪い生態をしているので、青森のアオバセセリは難物中の難物。撮影どうこう以前の問題で、僕は過去2個体しか見たことがありませんでした。それも、一方の個体には発見と同時に姿をくらまされてしまい、もう一方は翅が透けるほどの汚損個体だったというお粗末ぶりです。
 そんなアオバセセリが、シタキモモブトスカシバを撮影している最中、急に姿を現したので驚いてしまいました。それも同時に2頭。眼前のスカシバガを完全に無視して、アオバセセリの撮影へと切り替えたのは言うまでもありません。




ノブドウで吸蜜するメス ― 2009年08月02日 青森県深浦町
キタスカシバ
 他のスカシバガを狙ってフェロモンルアーを仕掛けていても、キタスカシバばかり集まってしまうことがよくあります。今回もそのクチでした。でも、普通種云々の前に良い虫なので、ついカメラを向けてしまいます。一丁前に羽音をたてて威嚇してくる様子は、なかなかの迫力です。


2009年08月02日 青森県深浦町
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