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キタスカシバ
 キタスカシバは言わずと知れた擬態ガの大型美麗種で、かつての珍品です。しかし、性フェロモンへの反応が執拗かつラフ(他種のフェロモンにもよく誘引される)なので、フェロモントラップが利用されるようになってからはよく見つけられるようになりました。どうやら、最近まであまり見つからなかったのは人の目に留まらないその生態によるらしく、寒冷地や山間部では、むしろどこにでもいる普通種のようです。とはいえ、フェロモントラップで得られるのは、もちろんオスだけ。メスは未だに珍品の座を守っています。


胸部や第2・3腹節の黄色みが強いオス ― 2009年07月26日 青森県深浦町


2009年07月26日 青森県深浦町
クロシジミ(3)
 クロシジミは、クロオオアリに育てられるという、特殊な生態をもつチョウです。日本には、アリと深い関係を持つチョウがクロシジミを含めて5種(クロシジミ、キマダラルリツバメ、ムモンアカシジミ、ゴマシジミ、オオゴマシジミ)います。これらは「アリ蝶」として一括りに扱われがちですが、このうちアリから給餌を受けるのはクロシジミとキマダラルリツバメの2種だけです。
 さて、このクロシジミですが、東北地方ではかなり危機的な状況にあるようです。青森県でもかつては太平洋側に局地的な発生地が存在していたらしいのですが、記録が途絶えて久しいと聞いています。

 先日、丸山さんの断虫亭日乗で、このブログが紹介されていました。世界のブナの森とある昆虫研究者のメモといった、普段愛読しているブログと並んで紹介されていて恐縮してしまうのですが、素直に嬉しいです。



今回の中で最も白かった個体とその翅表 ― 2009年07月20日 秋田県南部


2009年07月20日 秋田県南部


父撮影 2009年07月20日 秋田県南部
クロシジミ(2)

午前中は霧の中 ― 2009年07月20日 秋田県南部


2009年07月20日 秋田県南部



クロオオアリの隙を見計らって産卵する。写真は昨年のもの。 ― 父撮影 2008年07月20日 秋田県南部
クロシジミ(1)

2009年07月20日 秋田県南部
ウラジロミドリシジミ

OA紋の赤みが強い個体 ― 2009年07月12日 青森県つがる市


2009年07月12日 青森県つがる市
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