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マネシジャノメとルリマダラ
長年の憧れだったルリマダラ擬態のマネシジャノメを、タイでは2種見ることができました。とまると翅を閉じてしまうので凄みを伝え難いのですが、翅表は青紫色に輝いていて、飛んでいる姿などルリマダラにそっくりなのです。


パトナマネシジャノメ Elymnias patna


マレラスマネシジャノメ Elymnias malelas

以下は、擬態モデルになっているルリマダラの仲間たち。


ツマムラサキマダラ Euploea mulciber


シロモンルリマダラ Euploea radamanthus

2015年12月 タイ中部
ルリモンアゲハ



ルリモンアゲハ Papilio paris


多数のアオスジアゲハ Graphium sarpedon に混じって吸水していました
Spindasis vulcanus
新年明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

昨年末はタイに行ってきました。
タイで撮ってきた画像を春がくるまでにこつこつと整理しつつ、ここで紹介していきたいと思います。

最初に紹介するのは、この S. vulcanus。日本でもお馴染みのキマダラルリツバメの仲間 Spindasis で、同所的に見られる S. lohitaS. syama より生息地はずっと限定的です。他の Spindasis とは違い、膝丈ほどの低い位置をちょこちょこと飛び回ります。占有行動が見られたのは午後3時頃でした(ちなみにS. lohita は午後2時頃、S. syama は午後4時以降)。
Spindasis とその近縁群はアフリカからユーラシアに広く分布していて(日本が最北・最東端)、アジア産種はその殆どが日本のキマダラルリツバメのように翅表が青紫色に輝く種類なのですが、アフリカ〜中東ではベニシジミのようなオレンジ色の模様が入った種類が少なからず知られています。この S. vulcanus は、アジア産種でありながらその流れを汲んだ種類。


Spindasis vulcanus のオスとその生息環境


オスの翅表


メス

2015年12月 タイ中部
ウスオビフユエダシャク

ウスオビフユエダシャク Larerannis orthogrammaria のメス

2015年11月01日 青森市
ヒメクロオビフユナミシャク
ヒメクロオビフユナミシャクは、ブナを食樹とする深山性のフユナミシャクで、いわば冬尺蛾界のフジミドリシジミのような存在です。メスの翅を退化させることで寒冷な気候に適応したフユナミシャク類の中では、この種のメスの翅が抜きん出て大きく(けど勿論飛べない)、なんというかロマン溢れる形態をしています。かねてより憧れていた種類なのですが、昨年までは探しても空振りを続けていました(今思えば行く時期が遅すぎた)。2日間連続で観察して、いずれの日も多数のオスと5-6個体のメスを発見できました。


ヒメクロオビフユナミシャク Operophtera crispifascia の交尾


オス


メス




尾端を突き出してコーリング(雌性フェロモンの放出)をするメス。午後7時頃。



2015年10月 八甲田山
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