キクビスカシバは、まだトラップに飛んでくるものしか見たことがなく、野外での生態写真は撮れていません。そういうわけで今回も、3枚目のセスジスカシバの写真を除いて、他の2枚(キクビスカシバ)の写真は室内で撮影しています。
キクビスカシバは、
Nokona属の中では抜きんでて大きく、食餌植物は特殊(ミヤママタタビ、サルナシ)で、擬態の完成度もなかなか(モデルはオオフタオビドロバチあたり?)。それでいて結構な珍品なので、マニア心がかなりくすぐられる種です。いつかは野外で生態写真を撮ってみたいとは思っているのですが・・・
▲キクビスカシバ。オオフタオビドロバチあたりに擬態しているのだと思う。採集した後、室内で撮影。 (2008年09月11日 青森県黒石市にて採集 Nikon D200, 150mm)
▲翅をはばたかせるセスジスカシバ♀ (2008年09月11日 青森県黒石市 Nikon D200, 150mm)