先週末(12〜13日)も、また山形の鶴岡市まで行ってきました。
もちろん、目的は先々週に引き続きギフチョウ。
12日は天候が優れず、朝から小雨。
晴れるのを待っていても無駄そうだったので、南ほど天気予報が良かったこともあり、思い切って新潟の村上市まで南下してみることに。実は僕、初めて新潟の地に足を踏み入れました。
南に向かって移動していく内に、どんどん明るくなって雲が切れていく・・・ことを期待したのですが、現実はそう上手くいかず結局新潟も空模様はどんより。
もうこうなったらロケハンのつもりで割り切っていこうとポイントを見て回ったのですが、多産地らしいことは分かるものの、撮影に向きそうなポイントは見つけられませんでした。
泊まりは、再び鶴岡へ。
父が鶴岡の宿をキャンセルしてどこか村上周辺に泊まろうとか言い出したので、ちょっとした口論になりましたが、結局はそういうことになりました(笑)
そして13日、気温はやや低めだったものの、待ち望んだ青空がようやく顔を出しました。
今回行ったのは高舘山ではなく、小さい頃からよく連れて行ってもらっている、お気に入りのポイント。高舘山よりも少し春の進行が遅い場所で、ギフチョウはまだメスが見られず、飛んでいるのは新鮮なオスばかりでした。個体数は少なめ。
気温が上がり切らなかったためか、なかなか訪花してくれず、ちょっとストレスなコンディションだったのですが、前日やその前の週の苦戦があっただけに、ギフチョウが飛んでいるのを目の前で見られているだけで有り難く思えました。
それから、ルリタテハのちょっと変わった個体も見つけました。捕虫網を持たなかったことを後悔したのは、久しぶりでした。
▲カタクリで吸蜜するギフチョウ♂ (2008年04月13日 山形県鶴岡市 Olympus E-330, 14-54mm)
▲ケイオウザクラで吸蜜するギフチョウ♂ (2008年04月13日 山形県鶴岡市 Olympus E-330, 14-54mm)
▲スミレの仲間[4/17追記:オオタチツボスミレ]で吸蜜するギフチョウ♂ (2008年04月13日 山形県鶴岡市 Olympus E-330, 14-54mm)
▲ショウジョウバカマで吸蜜するギフチョウ♂ (2008年04月13日 山形県鶴岡市 Olympus E-330, 14-54mm)
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ヤブツバキ[ 4/17追記:ユキツバキ]で吸蜜するギフチョウ♂。父撮影。 (2008年04月13日 山形県鶴岡市 PENTAX *ist DS, 105mm)
▲父の脱いだ青色のジャンバーに飛んできたギフチョウ♂。ギフチョウ・ヒメギフチョウは青色を好み、よく反応する。父撮影。 (2008年04月13日 山形県鶴岡市 PENTAX *ist DS, 105mm)
▲ギフチョウ♂ (2008年04月13日 山形県鶴岡市 Olympus E-330, 14-54mm)
▲ギフチョウ♂ (2008年04月13日 山形県鶴岡市 Olympus E-330, 14-54mm)