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ムモンアカシジミ

▲カシワ枝上のムモンアカシジミ初齢幼虫とクロクサアリ。背後に落葉せず残っているカシワの前年葉がみえる。(5月3日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS,改造レンズ)


▲上の写真と同一の個体(5月3日 青森県深浦町 PENTAX *ist DS,改造レンズ)

今日は、久々に深浦方面へ向かいました。
昨年10月にムモンアカシジミの卵を観察したカシワの木の様子を見るのが主目的。
そのついでに、キアゲハやベニシジミ、ヤブキリの幼虫なんかを撮影して楽しむつもりでいました。
しかし現地に着いてみると、どんよりとした曇り空。風も強く、車の外に出ると寒くて震えが出てきます。
どうもほとんどの虫は活動できそうにない状態だったので、他の撮影は諦め、ムモンアカの観察に集中することにしました。
ムモンアカは丁度孵化が始まったところだったようで、孵化後間もないと思われる幼虫が2頭、孵化後1日前後時間が経っていると思われる幼虫が1頭見つかりました。
でも、カシワの芽吹きはまだ先の話。そのカシワの木には去年の枯れ葉が残っているだけで、新芽はまだ全く出ていません。
それなのに、他の幼虫より一回り大きく育った幼虫が見つかっています。
一体、何を食べて育っているというのでしょうか。


▲海沿いの焼きイカ店通り(5月3日 青森県鯵ヶ沢町 RICOH GR DIGITAL)

天気が冴えないので、現地を早めに切り上げ帰路につきました。
あまりに帰りが早いので、道の途中にある焼きイカ屋に少し寄り道。
ひさしぶりに焼きイカを買って食べました。前回食べた時は、まだ小学生の頃だったような気がします。いつも通っている道沿いに店は並んでいるのですけれど・・・。
1パイ250円。弘前公園でくじ引き1回200円なのを考えると、随分良心的な価格設定ではないかと思います。
焼きイカなんて・・・と思っていましたが、久々に食べてみると美味しいものですね。


▲弘前公園の桜(5月3日 青森県弘前市 RICOH GR DIGITAL)

そうして寄り道しながら帰ったにも関わらず、いつもより早く家に着いてしまったので、弘前公園へ花見に行きました。
といっても、僕はもう今年5回目の花見だったのですけれど・・・(苦笑)
園内のソメイヨシノはちょうど満開。少し散り始めている所もありました。
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Commented by cactuss at 2007/05/04 05:49
孵化直後のムモンアカシジミの幼虫を見付けるなんて、すごいです。
改造レンズの威力が良く出ていますね。
すばらしい写真だと思います。
Commented by nomusan at 2007/05/04 10:54
これは素晴らしい画像ですね。
孵化直後の幼虫にすでに蟻が寄って来ているのですね。
いや、これはエエもん見せていただきましたぁ。
Commented by maeda at 2007/05/04 15:29
いつもは昆虫関係の絵をすばらしいと思うのですが、今日はサクラに一票です。
勿論ムモンアカの幼虫はすごいですが、そのサクラ、何とも言えません。
散りつつあるから良いのでしょう。
Commented by kenken at 2007/05/04 20:07
ムモンアカが孵化後最初に何を食するのか、大変興味深いです。
また、孵化直後にもう蟻が護衛についているのですね。
今後の継続観察結果を楽しみにしています。
Commented by 蝶山人 at 2007/05/04 21:47
 ああ凄い!
天才は技術だけでなくチャンスも見方にするのですね?
こんなチャンスを捉えるなんて・・・
林慶先生や下村健作先生以降途絶えていた
生態学者の血がze_phさんに蘇ったのでしょうか?
日本の蝶の生態にはまだまだ未知のシーンやシャッターチャンスが
埋もれていたのですね?
是非この観察記録を写真付きの報文で報告して下さい。
まだまだ我々蝶屋になすべき仕事が残されていることを
全国の愛好者に知らしめるためにも。
Commented by BANYAN at 2007/05/05 09:00
こんなシーンが撮れるのですね。
観察と改造レンズの成果の素晴らしい写真です。
餌はアリが与えるのでしょうか。
Commented by fanseab at 2007/05/05 11:37
蟻の体の光沢感と触角の動き、本当に目の前で見ているような
生生しさ。素晴らしい虫の目画像だと思います。初齢幼虫でも蟻の好物の
蜜等を出すのでしょうか?
Commented by 虫林 at 2007/05/05 16:45
写真に動きがあって、とても印象的です。
昆虫たちの表情が少し分かるみたいですね。
ムモンアカシジミの卵の発見でさえ、難関中の難関なのに、
すごいですね。
幼虫あるいは卵を探すときは、まずアリを探すのでしょうか?

弘前公園の桜はもうすでにかなり散っているのですね。
最盛期が通常は連休ですから、今年は速いのかな?
夜桜が最高ですね。
Commented by ダンダラ at 2007/05/06 11:16
映画とか、プロの写真集でしか見たことのないような素晴らしい画像ですね。
しかもそれが野外での自然状態の撮影というところがすごいです。
これからどんな映像を見せていただけるのか楽しみです。
Commented by at 2007/05/07 21:20
素晴らしい写真ですね!
しばらくぼーっと見てしまいました。
良いものを見せて頂きました。
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:05
cactussさん
初日は父ばかりが幼虫を見つけていたので少し悔しかったのですが、2回目になると僕も大分目が慣れてきて見つけられるようになりました。
写真も、イメージしていたものにかなり近い絵になってくれました。
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:14
nomusanさん
お褒めいただき、ありがとうございます。
今回は観察できませんでしたが、孵化直前の卵をアリが触覚でたたいて孵化を手伝う(?)こともあるのだそうで、アリと幼虫は孵化直後(ないしは直前)からの付き合いのようです。
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:19
maedaさん
桜はまず人混みの少ない咲き始めを楽しんで、その後ぱっと見で一番綺麗な5〜7分咲きを鑑賞した後、満開ないしは散り際の桜をまた楽しむことにしています。(周りからは随分な物好きだと言われますけれど・・・。)
コメントを返すのが随分と遅くなってしまったので、今頃弘前公園の桜はもう終わってしまっている頃でしょうか。
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:24
kenkenさん
1齢幼虫が何を食べているのか、結局よく分らず終いです。
小さすぎてマトモに観察できないというのが一番の問題なのですけれど・・・。
口に運べるものは何でもかんでも食べてるんじゃないかって思ったりもしていますが・・・。
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:37
蝶山人さん
ひょんなことから、この写真が近々日の目を浴びることになりそうです。
まだ決定したわけではないのですけれど・・・
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:39
BANYANさん
その可能性もあると思いかなりの時間観察をしたのですが、アリが幼虫に給餌する様子はありませんでした。
幼虫が自ら何らかの餌を探し出して食べているはずなのですが、それが何なのか謎です。
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:49
fanseabさん
ムモンアカの幼虫には蜜腺がないのだそうで、蜜等の物質は出していないようです。
アリは何らかの誘引物質に引き寄せられているのでしょうが、そういえばそれも不思議な話ですよね。
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:56
虫林さん
卵は他のゼフ卵を探すのとそれほど差異はありません(むしろ、卵が大きいので他のゼフより見つけやすいです。)が、幼虫は周りにアリを取り巻いているのでアリの集まっているところを探します。
そういうわけで、アリをあまり取り巻いていない個体は見つけるのが難しいです。
Commented by ze_ph at 2007/05/09 23:59
ダンダラさん
映画・・・エイリアン系ですかね?(笑)
冗談はさておき、これからもしばらく継続観察するつもりなので、ご期待ください。
Commented by ze_ph at 2007/05/10 00:09
中さん
ありがとうございます!
この写真、虫屋さんウケ良いですね。
友達からは苦情が来そうな予感・・・・(苦笑)
Commented by えいきち at 2007/05/11 10:01
今頃になって見ました。
もう終わってるかも知れないけれど、足跡を残しておきます。
すべての写真がいいですね。
他の写真は皆さんが書いているので、イカの写真。
うまそうですねえ。
いつ行けるか分からないけれど、行ったら食べるぞー。(*^^*)
桜の写真、これ素晴らしいです。
私はこういう写真が撮りたいし、これなら自分にも撮れそうな錯覚に陥る。
最初の2枚の写真は絶対に撮れないですけどね。
Commented by ze_ph at 2007/05/13 21:33
えいきちさん
桜の写真、(汚い写真と組になったことも影響しているのかもしれませんが)なかなかウケが良くて驚いています。
僕はどうも風景写真にはのめりこめない性分のようで、この時もポケットにGR1台忍ばせて気の向いた場所でパシャリ。でも、今回はそれがよかったのかもしれません。
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