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ウラキンシジミの羽化
 ここしばらく、あまり蝶に恵まれていません。昨日もフジミドリ狙いで歩いてみたのですが、成果はあげられませんでした。
 ところで、今年は春の訪れが早く、その後も例年より10日ほど早く時期推移していたのですが、ここ最近、時期に遅れが出始めて例年のそれと大差なくなってきているような気がします。去年6月24日でピークだったウラクロシジミも一昨日の時点でまだ発生していなかったようですし、少し山に入っただけでウスバシロのオスが盛んに飛んでいて、少なくとも、例年比べてそれほど季節の進行が早いという印象はもうありません。
 晩春から初夏にかけての(パッとした蝶があまり見られない)端境期が、1週間長引いてしまったような気さえしています。

[ウラキンシジミの羽化]
 先月掲載したウラキンシジミの幼虫を撮影後持ち帰り飼育していたのですが、それが先週末羽化しました。ちょっと遅くなってしまいましたが、紹介しようと思います。
 ウラキンは蛹殻が厚いのか(直前の)羽化前兆が他のゼフィルスとは比べ物にならないほど分かりにくく、羽化の半日前の蛹と5分前の蛹とを比べても少なくとも僕には殆ど区別がつきません。他の緑色系ゼフィルスなんかだったら、あと30分〜1時間内に羽化しそうだ―くらいのことは分かるのですが・・・。おかげで、いつ羽化するのか見当もつかない蛹(正確に言えば、きっと今日中には羽化するだろうくらいの、どうしようもない見当はついていたけれど)の前でじっと待つハメに。
 それでも蛹殻から這い出してくる瞬間を見ることが出来たのは、幸運以外の何物でもありません(苦笑)


▲蛹殻の胸部付け根部分が割れ始めている、羽化直前のウラキンシジミ蛹。体節間が伸びて色も黒っぽくなっているので羽化前兆が出ていることは分かるけれど、半日以上前からこんな状態で、正確な羽化時間を特定しようとするとお手上げ。 (2008年06月07日 飼育下 PENTAX *ist DS2, 105mm)


▲蛹殻を割って這い出した瞬間。 (2008年06月07日 飼育下 Nikon D200, 150mm)


▲例によって、羽化後しばらくはとにかく歩き回る。つくづく撮影者泣かせな生態だと思う・・・。 (2008年06月07日 飼育下 Nikon D200, 150mm)


▲落ち着いて翅を伸ばし始めたところ (2008年06月07日 飼育下 PENTAX *ist DS2, 105mm)


▲翅を伸ばしきって、立派なオスの成虫になった。 (2008年06月07日 飼育下 PENTAX *ist DS2, 105mm)
ウラギンヒョウモン
 先日、二十歳になりました。
 ・・・10代の若手虫屋がまた一人減ったとも言い換えられますね(苦笑)


▲ウラギンヒョウモン。2頭見かけたけれど、随分と発生が早いような気がする。 (2008年06月08日 青森県深浦町 Nikon D200, 150mm)


▲カラカネハナカミキリの交尾 (2008年06月08日 青森県深浦町 Nikon D40, 150mm)


▲クモガタヒョウモン (2008年06月08日 青森県深浦町 Nikon D40, 150mm)


▲コチャバネセセリ (2008年06月08日 青森県深浦町 Nikon D200, 17-70mm)
ギンイチモンジセセリ

▲ギンイチモンジセセリ。青森でも激減していて、そうそう見られない。父撮影。 (2008年06月05日 青森県深浦町 Nikon D200, 150mm)


▲ミヤマチャバネセセリ。奥に見えるのは堤防で、その更に奥にかすかに見えているのは日本海。海岸線まで10〜20mくらいの距離。父撮影。 (2008年06月05日 青森県深浦町 RICOH Caplio R7)


▲クモガタヒョウモン。父撮影。 (2008年06月05日 青森県深浦町 Nikon D200, 150mm)


アリノスアブ。クロクサアリが巣を造っているカシワの木に産卵している。父撮影。 (2008年06月05日 青森県深浦町 RICOH Caplio R7)
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