▲ゴイシシジミ♂。オスではちょっと珍しい白斑の出た個体。父撮影。(7月10日 青森県津軽半島 PENTAX *ist DS2,17-70mm)
▲ゴイシシジミ♂。父撮影。(7月10日 青森県津軽半島 PENTAX *ist DS2,105mm)
▲ゴイシシジミの産卵。父撮影。(7月10日 青森県津軽半島 PENTAX *ist DS2,105mm)
▲アブラムシに口吻を伸ばして吸汁するゴイシシジミ♀。父撮影。(7月10日 青森県津軽半島 PENTAX *ist DS2,17-70mm)
▲ゴイシシジミの求愛行動。父撮影。(7月10日 青森県津軽半島 PENTAX *ist DS2,105mm)
▲セグロベニトゲアシガ。父撮影。(7月10日 青森県津軽半島 RICOH GR DIGITAL)
このセグロベニトゲアシガは、見ての通りベニボタルの仲間に擬態した小奇麗な蛾です。外見上ゴイシシジミとは似ても似つきません。
それじゃあ今回のタイトルは何なんだよって話なのですが、この蛾の幼虫は、ササについたアブラムシを捕食します。まさにゴイシシジミそっくりの生態をしているんです。
この外見でその生態、僕には憧れの蛾でした。(珍しい種ではないのかもしれませんが・・・。)
なのに父は、そんな面白い蛾だとも知らずにこの写真を撮ってきてしまいました。納得できません。
この記事のトラックバックURL
http://ze-ph.sakura.ne.jp/zeph-blog/tb.php?59
Commented by
Lycaena at 2007/07/14 13:03
セグロベニトゲアシガ、これはまた格好良い蛾ですね。後ろ足を上げている?のも擬態の一部なのでしょうか?
Commented by
ダンダラ at 2007/07/14 18:21
ゴイシシジミの産卵や吸汁はなかなかきれいに撮影するのって難しいと思うのですが、きれいにすっきり撮影出来ていますね。
アブラムシの種類が違うのでしょうか。
開翅もなかなか見ることが出来ませんが、良く撮れていると思います。
求愛行動も良く撮れていて、改めて生態をよく見ることの大切さを感じさせられました。
Commented by maeda at 2007/07/14 21:10
ゴイシの表面に白紋がうっすらと見えるのが良いですね。
これがもっと白くなる個体もいるようですが、北海道ではゴイシ自体が多くありません。
Commented by
ze_ph at 2007/07/15 00:59
Lycaenaさん
良い蛾ですよねぇ。
その上ゴイシシジミと似たアブラムシ食いの肉食だなんて。
中脚(写真では後脚を上げているように見えますが、実際は中脚を上げています)はおそらく触覚をボリュームアップして見せるためのものなのではないでしょうか。(あくまで想像ですけれど。)
Commented by
ze_ph at 2007/07/15 01:03
ダンダラさん
僕も今日同じ場所へ行ってゴイシシジミを見て来ましたが、こんなにすっきりした感じのササの葉は殆どありませんでした。
偶然なのか、それとも父がそういう葉を選んだのかどうかは分りませんが、(産卵はこれしか見ていないらしいので、おそらく前者かと思います)こういう写真を撮るのはやはり難しそうです。
アブラムシの種類はおそらく同一かと思われますが、何とも言えません。
Commented by
ze_ph at 2007/07/15 01:05
maedaさん
メスではもっと白い個体もよく見かけますが、オスではこのレベルがマキシマムのような気がします。
新鮮な、白斑発達が強いメスを見てみたいです。
Commented by kyozuka at 2007/07/16 15:40
初めてのコメントです。ずっと見てましたが。
お父さんと同じ年で、岩手に住んでおります。
お父さんにはとってもお世話になっております。
セグロベニトゲアシガに納得がいかないようですが、
世の中の常でございます。
Commented by
ze_ph at 2007/07/16 20:05
経塚さん
はじめまして。コメントありがとうございます。
どうしても納得ができなかったので(?)、昨日その場所に連れて行ってもらい、その蛾の写真を撮ってきました。
現物は想像以上に小さかったですが、カッコよかったです。
コメントする