▲ウスバシロチョウ♂。前翅中室の黒色鱗粉が減退した個体。(5月31日 青森県青森市 PENTAX *ist DS2,14mm)
▲ウスバシロチョウ♂(5月31日 青森県青森市 PENTAX *ist DS2,14mm)
▲羽化直後のウスバシロチョウ♀(5月31日 青森県青森市 PENTAX *ist DS2,14mm)
▲シロオビクロナミシャク。なるべく蝶に見えるような角度で撮ってみたけれど、どうだろう?(5月31日 青森県青森市 RICOH Caplio R4)
▲捕食中のアオジョウカイ(5月31日 青森県青森市 RICOH Caplio R4)
▲ルイスアシナガオトシブミの交尾(5月31日 青森県青森市 PENTAX *ist DS2,改造レンズ)
▲ニホンカナヘビ(5月31日 青森県青森市 RICOH Caplio R4)
今日は大学の開学記念でお休み。
ムモンアカシジミの幼虫の定点観察に行こうかとも考えていたのですが、天気が良かったのでウスバシロチョウやミヤマカラスアゲハを見に行くことにしました。
午前中はひとまずウスバシロチョウのポイントへ。とりあえず一巡してざっと見回した感じ、どうやら白無垢なウスバシロはいない様子。
目を引く蛾や甲虫をところどころで撮影しながら歩きつつ、とりあえず中室の黒色斑紋が消失したウスバシロの飛翔写真を撮影しました。でも、この個体も後翅内縁や翅脈上にはたっぷりと黒い鱗粉が残っています。そういえば、ここ数年「これは白い!」と思えるウスバシロに出会えていないような気がします。
てしばらくウスバシロの撮影を楽しんだ後、今度はミヤマカラスアゲハのポイントへ移動しました。でもこちらの方はポイントが里から離れているせいか空がどんより。時折冷たい風も吹いて、ミヤマカラスアゲハどころか昨年沢山水溜りに集まっていたカラスアゲハやオナガアゲハもいません。
参ったなと思いながら歩いていると、そんな僕に同情してくれた(・・・のかどうかは分りませんが)ルイスアシナガオトシブミやニホンカナヘビが一緒に遊んでくれました(笑)
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Commented by 蝶山人 at 2007/06/01 13:47
ウスバアゲハ!で一言
先日カーナビに表示されなかった
○○○という地名を地図で確認しました。
こちらのメンバーは来年こそは「ベタ白」と
既に1年後の話題で盛り上がっています。
それほど青森のウスバアゲハ
(なぜか突然白水先生提唱の名称に変わっている蝶屋一名)
魅力ある蝶ですね?
Commented by
虫林 at 2007/06/01 15:48
シロウスバの飛翔写真はさすがですね。
現在、通常のウスバシロチョウが温暖化のためか大量に北上していますので、限られた地域での遺伝子変異がどこまで保持できるか心配になってしまいますね。なかなかここ数年、真っ白いウスバシロが見られないというのが気になります。
ルイスアシナガオトシブミの赤い輝き、前足のふくらみなどとても素敵です。
Commented by
ze_ph at 2007/06/03 21:06
蝶山人さん
僕はウスバアゲハという名前がどうもしっくりきません。
内心、ウスバシロチョウで全部統一してほしい・・・なんて思っています(笑)
たしかに、教育上のことを考えたらウスバアゲハの方が妥当な和名なのだとも思うのですが・・・
同様の理由で、ウラミスジシジミという名前よりもダイセンシジミという名前の方が好きです。
Commented by
ze_ph at 2007/06/03 21:12
虫林さん
ほとんど採集をしなくなった今となっては、それほどの数を確認しているわけではないので何ともいえないのですが、少なくともこのポイントに関しては白い個体の頻度が下がっているような印象を受けています。
もちろん、たまたま僕たちが見かけていないだけの可能性も十分にあります(苦笑
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