川面の灌木から舞い降りた
Zeltus amasa。白くて長い尾状突起が風になびく姿を見ていると、ある種のハゴロモ類を連想してしまいます。それにしても、撮影しかしないのがもったいないくらい個性的な蝶ですね。150mmマクロのおかけで運良く撮影はできたものの、飛び去ってゆく
amasaを見送る心境は複雑でした。
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Zeltus amasa ―父撮影 2008年12月31日 Madagui, Dong Nai, VIETNAM
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Commented by えいきち at 2009/01/12 22:45
多分ネットを持ってないから、こんなにいい写真が撮れるのだと思います。
えいきちさん
確かに、「採りたい」と思わないように「努力」しています。
でも、採っておくべきだったなぁ・・・・と後悔することは少なくありません。
なかなか難しいですね。
Commented by 虫林 at 2009/01/13 18:51
キマルリといい、尾状突起の非常に長いこんなシジミチョウがいるなんて世界は広いですね。
また、そんなチョウを撮影できた Celastrina さんは、とても羨ましいです。150mmマクロは小生の最もお気に入りのレンズです。
小生はベトナムの地理はわかりませんが、ハノイですと年末はやはり寒いでしょうから、Madagui, Dong Naiという場所はヴェトナムでもかなり南部になるのでしょうか?
虫林さん
熱帯雨林のシジミは本当に魅力的ですね。シロチョウやタテハは沖縄方面にいる種の延長線上に過ぎない概形をしたものが大半なのに、樹上性シジミとなると尾状突起ひとつ見ても別世界。白くてクネクネしたamasaの尾状突起なんて、何の必要性があるのか理解に苦しみます。
今回の撮影地はベトナム南部、北緯約10度の地域でした。年末とはいえ、青森の7月下旬くらいの暑さです(青森と比べるなと言われそうですが)。ハノイは北緯21度ですから、気候はかなり異なると思います。
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