過去の記事
2017 | 01 | 03 |
2016 | 01 | 03 | 04 | 05 | 07 | 09 | 10 | 11 |
2015 | 01 | 02 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 |
2014 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 |
2012 | 01 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
ブログ内検索
<< 前の記事 | | 次の記事 >>
キマダラルリツバメの仲間
日本のキマダラルリツバメ(Spindasis takanonis)がアリから餌をもらって幼生期をすごすことは有名ですが、海外のキマルリの仲間(Spindasis属)がその限りでないということは、あまり知られていないように思います。
世界中のSpindasisの中で、アリから餌をもらうことが知られている種は、日本のキマダラルリツバメ唯1種だけ。他の多くの種は、普通に葉を食べて成長します。


▲ロヒタキマダラルリツバメ(Spindasis Lohita)のオス。父撮影。 (2007年12月28日 Kinta Highland, Malaysia PENTAX *istDS, 105mm)


▲ロヒタキマダラルリツバメ(Spindasis Lohita)のメス。父撮影。 (2007年12月28日 Kinta Highland, Malaysia PENTAX *istDS, 105mm)

--------------------------------------------------------------------

昨日2月2日、20万アクセスを突破しました!
毎日沢山のアクセス、ありがとうございます。
これからも、よろしくお願いいたします。

--------------------------------------------------------------------

<<お知らせ>>
2月10日、群馬県渋川市民会館にて、『チョウ類保全シンポジウム −ギフチョウ・ヒメギフチョウ−』が開催されます。
詳しくは、こちらのお知らせをご覧ください。
この記事のトラックバックURL  http://ze-ph.sakura.ne.jp/zeph-blog/tb.php?168
Commented by 蝶山人 at 2008/02/03 06:12
日本のSpindasisは積雪地帯に生息するという特殊な環境に適応した
極めて得意な生態だと思います。
ニホンザル(スノーモンキー)がそうであるように・・・
本来のSpindasisは照葉樹林〜熱帯の蝶でしょう。
Snow Spindasis万歳!
Commented by maeda at 2008/02/03 18:02
日本のキマルリが特殊だとは知りませんでした。
面白いですね。
Commented by kenken at 2008/02/03 22:53
日本のキマは、いかに越冬するかで、生存戦略を立てたと推測します。
逆に、日本のキマの生息地には、ある程度の寒さが必要です。
九州でも、高標高地帯ではキマがいてもえぇように思うのですが・・・
最もいそうなのにいなくて不思議感じているのは対馬だったりします。
私見ばかり書いて失礼しました。
Commented by ze_ph at 2008/02/06 20:11
蝶山人さん
日本のキマルリは北国で進化したから特殊なのか、それとも、熱帯にも同様の生態をした種はいるけれど解明されていないだけなのか・・・微妙な問題のように思います。
もちろん前者もそうですが、後者も十分に有り得る話ですよね。(海外の生活史が解明されているSpindasisの多くは普通種だったと思うのですが、日本のキマルリと同じ生態なのだとしたら珍種である可能性が高いので。)
ただ、どちらにしても、日本には、アリとの共同生活に特化したマイナーなSpindasisしか生息していないというのは事実で、それが何故なのか、とても不思議に思います。
Commented by ze_ph at 2008/02/06 20:13
maedaさん
見た目はとても良く似た種が結構いるのですが、生態は違うのですよね・・・不思議です。
Commented by ze_ph at 2008/02/06 20:20
kenkenさん
北限のキマルリばかり見ているので、寒さがどうこうというのは考えたことがありませんでした。ただ、Spidasis全体の分布から考えると、もっと南にも分布していて良いような気はしていましたが・・・。
ところで、どうして日本のキマルリはあんなにも分布が点々としているのでしょうかね??温度やなんか以外にも、もっと複雑な理由が絡んでいるような予感がします。
コメントする
*は必須項目です。







<< 前の記事 | | 次の記事 >>
最近更新されたリンクブログ >>全て表示
虫つれづれ@対馬v2 ― ツシマアカガエル
ふしあな日記 ― 6月某日、某所(その4)
ありんこ日記 AntRoom ― 部屋付き石膏飼育ケースでホンウロコアリの飼育
活動日記 ― エゾシロチョウ、ホソバヒョウモン、カラフトタカネキマダラセセリ
蝶の観察記録-十勝蝶改め相模蝶の観察記録 ― クロマダラソテツシジミ
世界のブナの森 ― アメリカのオオミズアオ
蝶の玉手箱 ― アカタテハの羽化
北のフィールドノート ― カマキリが・をくうの・に当てはまるのは
小畔川日記 ― 小畔川便り(アゲハの吸水-19(2022/9/10.11))
鳥蝶ビデスコ ― オジロトウネン
投稿者
ze_ph(記事数:1183
Celastrina(記事数:19
その他
総アクセス数
今日:今日のアクセス数 昨日:昨日のアクセス数