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エビヅルの虫エイ
 この虫エイはNokona属のスカシバガ(ブドウスカシバなど)によるもの。中には終令幼虫が入っています。いわゆる釣餌のブドウ虫で、釣餌としてはとても高級な部類なのだとか。ちなみに安価な養殖物も市販されているようですが、それはハチノスツヅリガというメイガ類の幼虫を幼若ホルモン処理(おそらく蛹化を阻害し終令を超えて幼虫脱皮させる)して大きくしたものらしく、全くの別物です。
 釣餌に使うくらいなので簡単に見つけられるものだとばかり思っていたのですが、実際に探してみるとそう甘くはなく、なかなか見つかりません。ひとつ見つかると同じ木からいくつも見つかるということが多いのですが、始めのひとつを見つけるのが大変です。さすが超高級餌。


エビヅルの虫エイ。中にはNokona属スカシバガの終令幼虫が入っている。 ― 2009年10月31日 青森県深浦町
ヨツボシゴミムシ
 このゴミムシもキタカブリと同じ樹皮下にいました。ゴミムシ類(オサムシ含む)のことは全く分からないのですが、普通種のようです。他にはアオゴミムシも入っていて、アオゴミ1、ヨツボシゴミ1、キタカブリ1♂1♀が共に寒をしのいでいました。


2009年10月31日 青森県深浦町
キタカブリ
 今日も深浦へ行ってスカシバガの虫エイ探しをしました。その途中で見つけたのがこれ。マイマイカブリの北東北亜種、キタカブリです。以前は沢山採れたものだと聞きますが、今はそれほど見つかりません。しかし、いつ見ても美しい。その美しさが写真に十分に出せず、残念です。もっと上手く光をまわして綺麗に撮影したかったのですが、すぐに動き出してしまい、照明を工夫できませんでした。


越冬のため朽木の樹皮下に潜っていたオス ― 2009年10月31日 青森県深浦町
キタスカシバの蛹殻

キタスカシバらしき蛹殻。キタスカシバは根元付近から羽脱する。ホストになっていたのはヤマナラシ。 ― 2009年10月25日 青森県つがる市
低地のアマチャヅル
 恥ずかしながら、いまだに自力でアマチャヅルのポイントを見つけたことがありません。今日は低地のアマチャヅルを教えていただきました。
 前回アマチャヅルを見たのは標高700メートルほどの深山環境だったのですが、そこで見られたモモブトスカシバの虫えいよりも、低地の虫えいは一回り以上大きいような印象を受けます。株のサイズなどに由来する差なのかも、とは思いつつ気になりました。以前、秋田のウメヅさんから標本を見せていただいた時にも、山地のモモブトスカシバと低地のモモブトスカシバとで何となく異なる雰囲気を感じていたから尚更です。考え過ぎかなー。



地下部に形成されたモモブトスカシバの虫えいと、その全体像 ― 2009年10月25日 青森県つがる市


地上部の虫えい。モモブトスカシバの虫えいは亀裂の跡が特徴的で、木屑を出す小さな穴が1つ空いている。 ― 2009年10月25日 青森県つがる市
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