過去の記事
2017 | 01 | 03 |
2016 | 01 | 03 | 04 | 05 | 07 | 09 | 10 | 11 |
2015 | 01 | 02 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 |
2014 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 |
2012 | 01 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
ブログ内検索
<< 前の記事 | | 次の記事 >>
シラキトビナナフシ
このシラキトビナナフシにはまだ学名が付いていません。どんな図鑑にもMicadina sp.(=トビナナフシの一種)と紹介されています。
つまり、誰でも新種記載しようと思えば新種記載できる状態にあるのですが・・・ここまで有名な種に今さら学名を付けて自分の手柄にするなんて、何かしらの動機(図鑑を出すとか、この分類群をまとめ直すとか)がない限り恥ずかしくて誰も出来ないわけで、今後もしばらく学名はつかないのではないかと思います。
このシラキトビナナフシ、実は結構な珍種らしく、ヤスマツトビナナフシなどは格が数段違うようです。
本来は、高標高地のブナ・ミズナラ林に生息するナナフシなのだそうですが、我が家では低標高なカシワ林内に生えたコナラの木で発生を毎年確認しています。


▲シラキトビナナフシ(8月7日 青森県津軽半島 PENTAX *ist DS,17-70mm)
この記事のトラックバックURL  http://ze-ph.sakura.ne.jp/zeph-blog/tb.php?82
Commented by そよ風ふく at 2007/08/11 08:49
学名・新種については、いろいろと苦労があると、先日の湊さんの講演会でうかがいました。
このナナフシも変なしがらみがあって、学名を付けてもらえないわけですね。
よろしかったら、私、つけますけど。。それとも、ze_phさん、いかがですか?! (笑)
Commented by ze_ph at 2007/08/11 22:58
そよ風ふくさん
今の日本のナナフシの権威!みたいな人が命名してしまえば、それで誰も文句は言わないだろうし全部丸く収まることだと思うのですが、なかなか上手くはいかないみたいです。
でもここまでくると、和名はあるのに学名がない、というのがある種このナナフシのアイデンティティにもなっているような気がしてきて、いっそこのままでも良いのかなぁなんて思ったりもします。
Commented by ゆうざん at 2007/08/13 00:02
シラキトビナナフシは、珍種というイメージはないですね。北東北のある程度まとまったコナラ・ミズナラ林でビーティングすれば大抵見つかります。むしろ普通種って感覚ですね。
Commented by ze_ph at 2007/08/14 00:32
ゆうざんさん
うーん。
結局環境の問題なのですかねぇ。
コメントする
*は必須項目です。







<< 前の記事 | | 次の記事 >>
最近更新されたリンクブログ >>全て表示
ありんこ日記 AntRoom ― 「部屋付き石膏飼育ケース」でオキナワアギトアリの飼育
虫つれづれ@対馬v2 ― ムラサキシャチホコ
ふしあな日記 ― 春の伊那谷
蝶の観察記録-十勝蝶改め相模蝶の観察記録 ― 久々の撮影、春は始まったばかり-コツバメ
活動日記 ― 新年のご挨拶
世界のブナの森 ― チャノキの花
蝶の玉手箱 ― アカタテハの羽化
北のフィールドノート ― カマキリが・をくうの・に当てはまるのは
小畔川日記 ― 小畔川便り(アゲハの吸水-19(2022/9/10.11))
鳥蝶ビデスコ ― オジロトウネン
投稿者
ze_ph(記事数:1183
Celastrina(記事数:19
その他
総アクセス数
今日:今日のアクセス数 昨日:昨日のアクセス数