ゴイシシジミは消長の激しいチョウで、急に大発生したかと思うといつの間にか姿を消していたりします。このポイントでも、来年以降の発生がどうなるのか全く予想できません。前に大発生を見たのは小学生の頃だったと思うのですが、それ以後は去年までずっと年に数頭見かける程度の状況が続いていました。
そういう蝶なので、今のうちに撮れる写真は撮っておかないと後で後悔するような気がして、こまめに撮影するように心がけています。
特に、個体を選ぶ撮影や特殊な行動の撮影は、被写体の数がいないと全く仕事になりません。
そういうわけで、今回はちょっと斑紋の変わった個体を探して撮影してみました。それほどインパクトのある斑紋をした個体には出会えませんでしたが・・・。
▲ゴイシシジミ♂。前翅前縁・後翅中央の黒点が一部融合している。父撮影。(8月7日 青森県津軽半島 RICOH GR DIGITAL)
▲ゴイシシジミ♂。前翅前縁の黒点が一部融合。(8月7日 青森県津軽半島 PENTAX *ist DS,17-70mm)
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fanseab at 2007/08/10 22:01
一連のゴイシ画像を拝見して、これだけ拘って撮影された舞台裏で、
藪蚊との格闘があったのではないかと推察します。
痒さやわずらわしさに打ち勝って、これだけ見事な画像を撮られる冷静な
技量に改めて感心いたします。
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ze_ph at 2007/08/10 23:56
fanseabさん
藪蚊の被害は、今はもう一段落ついた感じでそれほどでもありませんでした。(ゼフィルスの撮影の時はひどかったですが・・・。まだ腕に刺された痕が沢山残っています。)
問題はアブラムシのワックスと体液で、これが服やカメラに付いて大変です。
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