梵珠山へ行ったのですが、本命のフジミドリに振られてしまってガックリ。手ぶらで帰るのも嫌なので、目に付いた昆虫を適当に撮影してきました。
とにかくヒオドシチョウの前蛹と蛹が多かったです。僕は小さい頃から毎年何度も梵珠山へ通っていますが、ヒオドシチョウがこんなに多くなったのは、ほんのここ数年のこと。それ以前は、ほとんど見かけることの無い蝶でした。
▲アンノアオカミキリ (2008年06月15日 青森県梵珠山 Nikon D200, 150mm)
▲建物の屋根裏には、大量のヒオドシチョウの蛹・前蛹がぶらさがっていた。 (2008年06月15日 青森県梵珠山 Nikon D200, 150mm)
▲至る所でヒオドシチョウの蛹が見られた。多くは目に付きづらい茂みの中で蛹化しているが、気を付けて見てみると、とにかく大量に見つかる。 (2008年06月15日 青森県梵珠山 Nikon D200, 17-70mm)
▲蛹化直後の蛹。試しに触ってみると、予想以上に柔らかかった。体節間がまだ伸びていて、幼虫のような模様も見られる。 (2008年06月15日 青森県梵珠山 Nikon D200, 17-70mm)
▲スジベニコケガ (2008年06月15日 青森県梵珠山 Nikon D200, 17-70mm)
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Commented by ふうけぃ at 2008/06/18 22:05
先日の件の回答ありがとうございました。
分類上どうなるのか,自分なりにも検討してみたいです。
地元で,どの角度から見ても完璧な真紅色のアオカナブンを2006年に採集したことがあります。飼育し羽化した子孫には類似した色彩変異が見られたので,ウラギンの目やハンノアオも含めて,亜種ではなく個体変異の範囲での遺伝などかも知れませんね。
身近にはほぼヒオドシがいないので,サナギはおろか幼虫すら探して見つけたことはありません。羨ましいです。
Commented by
ze_ph at 2008/06/20 00:28
ふうけぃさん
赤いハンノアオやアオカナブンは、おそらく個体変異ということにして間違いないだろうと思います。
正直なところ個人的な印象としては、ウラギンの件も個体変異の範疇である可能性が高いかなとは思いますが、だからと言って、別種である可能性は否定し切れないわけで・・・。
そういえば、ウラギン複数種説が出てきてから随分と経ちますが、最近はその議論が聞こえてきません。うやむやなまま滞っているのか、それとも、細分しない方向で決着が付いたのか・・・ちょっと気になります。
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