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ドロノキハムシ

2009年06月12日 青森県弘前市(岩木山)
ヒラタアブ類の産卵
 アブラムシに群がっているエゾアカヤマアリを、こいつらにもこういう平和な一面があるんだなー、なんて思いながら見ていると、そこにヒラタアブの仲間が飛んできました。ヒラタアブ類は、多くの種がアブラムシを捕食して育ちます。早い話が、アブラムシの天敵です。
 しかし、そこはさすがエゾアカヤマアリ、しっかりヒラタアブを牽制します。これぞ共生なんかカッコいい。巣に近づくとあちこち噛まれるし、蟻酸臭いから大嫌いだったんだけど、ちょっと見なおしたよ!
 とはいえ、アリの眼が全てに行き届いてるわけでもなく、結局産卵されてしまうことには変わりないみたいです。


2009年06月12日 青森県弘前市(岩木山)
アリノスアブ
 アリノスアブ類は特殊な生態をしていて、幼生期をアリの巣中で過ごします。幼虫が何を食べて育っているのかは知りません。多分まだ分かってないんじゃないかと思います。
 ところで、この仲間にも種類は色々あるらしく、同定は難しそうです。写真のアリノスアブにも、体毛が黄色いものと白いものとの2タイプがいて、よく分かりません。アリノスアブそのものの個体変異という線が無難なところかな、と思いはするのですが、特に根拠があるわけでもなく、気になっています。ご存知の方がいらっしゃいましたら、私信いただけると嬉しいです。

 ※丸山さんからアリノスアブ(毛色の違いは個体変異)との回答をいただきました(6/13 追記)




2009年06月09日 青森県黒石市
コマチアリノスアブ
 クロヤマアリの巣の周りを、キンアリノスアブ → コマチアリノスアブが何頭も飛んでいました。でも、飛んでいたのは巣を中心とした半径1メートルもない空間の中だけ。巣から少し離れただけで急に見当たらなくなる辺り、さすがアリノスアブです。

 ※丸山さんから、コマチアリノスアブだとご教示いただきました。ありがとうございます。(6/13 追記)



キンアリノスアブ → コマチアリノスアブの配偶行動 ― 2009年06月09日 青森県黒石市
ダイミョウセセリ

ダイミョウセセリ ― 2009年06月09日 青森県黒石市
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