今年も少数ながら異常型が見つかりました。
異常型が頻発した当時の名残なのか、中央黒点列が外方へ向かって流れるタイプの異常です。低温処理実験で得られる異常型の多くは、中央黒点列が内方へ流れる、あるいは消失するタイプ。野外で見つかっている異常型とは、似て非なるものと考えられます。これら野外での異常を単に低温によるものと結論付けるのは納得できません。
流紋異常個体♀。中央黒点列と基部黒点列が融合し外方へ流れている。 ― 2010年10月02日 青森県深浦町
上の画像と同一個体。左右で若干異なる。 ― 2010年10月02日 青森県深浦町
別の個体。深浦町で得られる異常型の典型的なタイプ。 ― 2010年10月02日 青森県深浦町
2010年10月02日 青森県深浦町