近年北海道への移入が確認され、最近になって青森県でも見つかるようになった、外来種のスカシバガです。食餌植物はスグリ類(カシスなど)。原産地はヨーロッパらしいのですが、北アメリカや極東アジア、オーストラリア、ニュージーランドなどに分布を広げ、今では世界的な農業害虫となっています。
今日は、このスグリコスカシバの発生状況を確認するため、いくつかのスグリ園を回ってみました。ちなみに、あまり知られていないことですが、青森県はカシス生産量が日本一を誇ります。それでも、畑は小規模なものが点在する程度しかありません。
スグリコスカシバ
Synanthedon tipuliformis ― 2010年06月12日 青森県青森市