11月が始まると、津軽はいよいよ山地性フユシャクのシーズンです。今晩は岩木山へ行って様子を見てきました。種類数自体はまあまあ見られたのですが、いずれの種も個体数が少なく、その上オスばかりで、シーズン本番までもう一歩というところかなと思います。
確認したフユシャクは、ナミフユナミシャク類が最も多く、それに次いでウスモンフユシャクとクロスジフユエダシャク(クロスジは昼行性なのに結構目についたから実際には一番多いのかも)。他にはウスオビフユエダシャクとクロテンフユシャク、シロオビフユシャクも見かけましたが、3種とも1♂のみでした。
ナミフユナミシャク類の交尾 ― 2009年11月05日 青森県弘前市(岩木山)
ウスモンフユシャクのオス ― 2009年11月05日 青森県弘前市(岩木山)