中央黒点列が外方に大きく流れている顕著な異常型が、1頭だけ見つかりました。やはりその出現率は一時期とは比べ物にならないほど低く、これでは一般的な異常型―変な言い回しだけれど―の出現率と大差ありません。北上侵入直後の数年間にのみ見られたあの異常型多発現象は何だったのか、考えれば考えるほど不思議です。
中央黒点列が外方に流れた個体。かつて頻発していた異常は、多くがこのタイプであった。 ― 父撮影 2009年10月03日 青森県深浦町
各斑紋の配列や形が崩れた個体。奇形を随伴している。 ― 父撮影 2009年10月03日 青森県深浦町
海沿いに生えるカタバミで、深浦のヤマトシジミは発生している ― 2009年10月03日 青森県深浦町