早朝のブナ林はうっすらと霞んでいながら薄暗く、独特な雰囲気が漂っているのですが、チョウの撮影にはシビアな条件が揃っています。フジミドリは見るだけでも簡単ではないのに敏捷で、そのうえ光量不足。陽のあたる場所にとまっても今度は光が硬過ぎたりして、なかなか綺麗に写せません。ブナの林床らしい、交錯する木漏れ日と薄暗さをうまく活かした写真が撮れたら―などといつも考えながら撮影しているのですが、今年の写真は成功しているでしょうか。自分ではよく分かりません。つづく。
2009年06月28日 青森県青森市
下の写真もそうなのですが、妙に腹部を曲げてとまるゼフィルスのオスを時々見かけます。先日掲載した
吸水中のオスや
ウラクロシジミもそうでした。腹部を曲げるだけでなく、腹端を開いているように見えるので、何か意味のある行動なのかもしれません。
2009年06月28日 青森県青森市
2009年06月26日 青森県青森市
父撮影 2009年06月27日 青森県青森市