ベトナムでも、スカシバガのフェロモンルアーをかけてみたのですが、ほんの1頭も誘引できませんでした。時期が悪かったのか、それとも、フェロモンの選定が悪かったのか
……。ド派手なスカシバガが、わらわら集まる様子を夢見ていただけに、ショックです。代わり、と言っては何ですが、同じくハチ類に擬態するカノコガの仲間を、2頭だけ見つけることが出来ました。
日本のカノコガ類は、その和名の通り、翅が“鹿の子”斑で、それほどハチらしい恰好をしていません。しかし、熱帯〜亜熱帯には、翅が完全に透明で、いかにもハチ擬態という感じの種類が、沢山います。
2009年12月30日 Gung Re, Di Linh, Lam Dong, VIETNAM
2009年12月30日 Gung Re, Di Linh, Lam Dong, VIETNAM