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謹賀新年
 新年明けましておめでとうございます。
 本年もよろしくお願いいたします。

 本日、ベトナムから帰国いたしました。


ホワイトヘッディベニボシイナズマ♀ Euthalia whiteheadi ― 2009年12月26日 Dambri, Lam Dong, VIETNAM
明日からベトナムに
行ってきます。


Inuroisその後
 Inuroisの、一応の解決編。先日、採集したフユシャクを中島さんに見ていただき、ようやく悩みが解けました。どうも、同定に迷っていたInuroisは、大部分がウスバフユシャクということで間違いなさそうです。しかしながら、弘前公園のInuroisの中に、ウスバフユシャクに混じってヤマウスバフユシャクらしき個体が入っていたとのこと。まだどの個体の話なのか伺っていないのですが、11月29日の採集品ということなので、もしかしたらこの記事の2枚目の画像の個体かもしれません。また、11月17日の個体はやはりフタスジらしく、赤みの強い少し変わった個体だったようです。これで今度からはちゃんと自分でも同定できる、かなあ。正直まだ自信は無いけれど、大きな進歩。

 そうそう、ニコンの新しい85mmマクロを今日初めて野外で使ってみました。とにかく使いやすい、この一言に尽きます。もう2年近く150mmマクロばかり使ってきたので余計にそう感じるのかも知れませんが、あの軽量性(150mmマクロの40%以下の重さ)と手ぶれ補正、インナーフォーカスの組み合わせは、とても軽快。それから、絞り羽根の形状はかなり円形に近く、木漏れ日をつかった撮影にも向きそうです。ボケ味(どれだけボケるかではなく、どれだけ滑らかにボケるか)はもう少し使い込んでみないと何とも言えませんが、解像度は良好。これからの主戦力になりそう。


昨日までの雪はほとんど融け、陰に少し残る程度 ― 2009年12月08日 青森県弘前市


ウスバフユシャク ― 2009年12月08日 青森県弘前市
スグリ類の羽脱孔
 どうやら大学で流行りの風邪をもらってしまったようで、昨日から調子が良くありません。もう少しフユシャク、というかInuroisについて詰めたいと思っていたのですが、そろそろ発生も終わってしまうし、今年はもう間に合わないかも。くやしいな。

 さて、前々回書いた撮影機材の話なのですが、ついに注文してしまいました。85mmマクロ。と、D90とSB-R200。長すぎないマクロレンズと新しいボディ、それからマクロストロボは、以前からずーっと欲しいと思っていたものなのですが、当然それぞれがそれなりの値段で、僕の買い物高額記録を大きく更新しそうです。プレイステーション3や近々発売されるファイナルファンタジー13は、もちろん買えません。
 ところで、海野さんがこの85mmマクロについて「フルサイズのD700でFXフォーマットでシャッターを切ったら、ほんの少しだけけられたが、DXフォーマットのレンズとしてはケラレが少ない。」と書いているのは、ちょっと気になります。というのも、同時発表のD3Sに、新しく1.2倍クロップモードが追加されているからです。そのイメージサークルを満たしていたりはしないのかな。85mmは1.2倍すると102mm相当、つまり一般的な中望遠マクロとほぼ同じ画角。それなら85mmという微妙な焦点距離も納得できます。まあ、完全な妄想ですけれど。

 最後になってしまいましたが、写真の話。スグリ類の世界的害虫として知られるスカシバガが、近年日本でも見つかりました。日本ではその外来種をスグリコスカシバなどと呼んだたりしているようですが、これはその羽脱孔と思われます。


外来種スグリコスカシバのものと思われる羽脱孔 ― 父撮影 2009年12月02日
Inurois
 今日も様子見のつもりで弘前公園へ行きました。フユシャクは一部の種を除いて日中にはあまり目立たず、夜間に探す方がずっと効率的。こうして昼間に行くのは、発生状況の確認と撮影のため。
 一昨日のどしゃ降りのせいか、個体数は多くありませんでしたが、ウスバフユシャク類 Inurois ばかり何頭となく見かけました。いよいよInuroisしか見られない季節が訪れてしまったようです。


ウスバフユシャク ― 2009年11月29日 青森県弘前市


この個体はヤマウスバフユシャクなのかウスバフユシャクなのか。全体的に赤みの弱いところはヤマウスバ的。でも、それにしては、とも思うからウスバなのかな。 ― 2009年11月29日 青森県弘前市

 今までにも何度となく書いて(愚痴って)きましたが、Inuroisの分類はとにかく難しい。個体変異の幅が広いくせに、種差は明確でなく、そのうえ同所的に複数種が生息します。津軽の山地で見られるInuroisはクロテンフユシャクとウスモンフユシャクの2種が多く、今のところ同定に苦労していないのですが、問題は低地のInuroisです。一番の普通種であるウスバフユシャクは変異幅がとても広いことで知られ、この種の個体変異に惑わされているのだろうとは思いつつ、どうにも変わった個体が多いので、頭をかかえています。時期によって斑紋傾向が異なるような気もするし本当に全部ウスバなの?


ウスバらしきInuroisの中で、一番分からないのがこのタイプ。イチモジフユナミシャクの時期はこのタイプが目立つのに、その前後あまり見かけないような。うーん、気のせい? ― 2009年11月22日 青森県弘前市
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