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ヒオドシチョウの蛹 [2006-06-26 20:27 by ze_ph]
シータテハの蛹 [2006-06-25 22:40 by ze_ph] 紹介されました(汗 [2006-06-23 20:28 by ze_ph] ミヤマカラスアゲハ [2006-06-22 21:14 by ze_ph] スジボソヤマキの幼虫、他5種 [2006-06-20 20:33 by ze_ph] サカハチチョウの求愛 [2006-06-18 00:06 by ze_ph] ヤマキマダラヒカゲ [2006-06-14 18:09 by ze_ph] オナガアゲハ [2006-06-13 14:59 by ze_ph] 春型カラスアゲハ♀ [2006-06-12 00:22 by ze_ph] 誕生日の学校帰りに [2006-06-10 23:08 by ze_ph] 単為生殖するゾウムシ [2006-06-08 17:04 by ze_ph] クロミドリシジミの幼虫、他4種 [2006-06-07 19:02 by ze_ph] ウスバシロチョウ白化個体・求愛 [2006-06-06 21:40 by ze_ph] カラスアゲハ春型 [2006-06-05 19:16 by ze_ph] 夢が叶った!春型ミヤマカラスアゲハ [2006-06-04 20:13 by ze_ph] チャマダラセセリの交尾(岩手県) [2006-06-03 22:34 by ze_ph] ヒメクロサナエの羽化 [2006-06-02 19:56 by ze_ph] トラフシジミ、もう1つの顔 [2006-06-01 17:26 by ze_ph] ▲ヒオドシチョウの野外蛹(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) シータテハの蛹は父しか見つけることができませんでしたが、ヒオドシチョウの蛹は僕も結構見つけることができました。もちろん多くの蛹は幼虫が集団を作っていた木の周りで見つかりましたが、近くに食樹の見当たらないようなところに付いている蛹も見つかりました。やはり、蛹化するまでにかなりの距離を移動し得るようです。 上の写真のヒオドシチョウの蛹を撮影し終えて腰を上げると、風も吹いていないのにゆさゆさと激しく揺れている1本の枝が。間違いなく「何か」がいます。マムシだったら嫌だなぁ・・なんて思いながら恐る恐る近付いてみると、そこにいたものはヒオドシチョウの蛹。それも、物凄いスピードとパワーで体全体を振り回しています。(その時の動画。GR-D。1.39M。)外敵から身を守るための行動だと言いますが、それにしても振り回し過ぎです。 →続きを読む。(ヒオドシチョウ蛹、カラスシジミ蛹) ▲シータテハの野外蛹(父撮影 PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 父がシータテハの野外蛹を2頭も見つけてしまいました。 そもそも、シータテハの蛹なんて野外ではそうそう見つかるものではありません。それを2頭も・・・。僕も以前、深浦でスミナガシを撮影している最中に一度だけシータテハの蛹の死骸を見つけたことがありましたが、それだけです。 シータテハは成虫よりも幼虫や蛹に魅力のある蝶だと思います。特に、蛹の背面の真珠光沢は何とも言えません。 →続きを読む。(シータテハの蛹、終齢幼虫) ▲キマダラルリツバメ♂(昨年岩手で撮影 MINOLTA DiMAGE A1) 今日、学校から帰って海野さんの小諸日記を見たらびっくり。このブログのことが紹介されていました。 ど、ど、ど、どうすれば・・・?先週は模試で外に出られなかったので、写真のストックもありません。とりあえず、過去の写真でも、、。 この写真は去年撮影したものです。今年は受験生なのでキマルリを見に行けるかどうか不安だったのですが、今日予定を確認したところ模試も講習も無く、どうやら大丈夫そうです。半ば諦めていたので、すごく嬉しい! ▲ミヤマカラスアゲハ♂(父撮影 PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 先週は模試で外に出れませんでしたが、今週末の日曜日は自由になれそうです。土曜日は講習と模試でつぶれてしまうのですが・・・(泣 フジミドリシジミ狙ってみようかなぁ、なんて思っているのですが、どうなるでしょうか。 ▲上体を持ち上げるスジボソヤマキの終齢幼虫(RICOH GR DIGITAL) ツマベニチョウの幼虫が目玉模様のある頭を持ち挙げて威嚇するというのは良く知られていることですが、スジボソヤマキの幼虫も似たような行動をとるようです。しかし、スジボソヤマキの幼虫は、ツマベニチョウのように目玉模様があるわけでもなく、一見ごく普通の青虫です。この行動に何の意味があるのか、とても興味深いです。 →続きを読む。(シータテハ幼虫、ミヤマカラスシジミ終齢幼虫、カラスシジミ蛹、他2種...) ▲求愛する春型サカハチチョウ。左が♂で右が♀。(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) やっと定期テストが終わって一息つけると思ったら、今週末は模試で土日ともに出校。明日は天気も良さそうだということで、ちょっとストレスがたまります。 ▲樹液を吸うヤマキマダラヒカゲ♀(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO + 内蔵ストロボ) 一体型のデジカメしか使ったことがなかった頃は、ストロボなんて昆虫写真には雰囲気を壊すタブーなものだと思っていました。しかし最近、一眼デジカメを使うようになって、遅ればせながら良さに気づき始めました。 当然のことなのですが、逆光だと蝶に露出を合わせると背景が明るくなりすぎるし、背景に露出を合わせると蝶が黒くつぶれてしまいます。そんな時にはストロボを。強く光らせすぎなければ雰囲気も壊れないのですね。こんな簡単なことに気づくまで、随分と時間が掛かってしまいました・・・。 ▲シータテハとヤマキマダラヒカゲ(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO + 内蔵ストロボ) ▲タニウツギに訪花したオナガアゲハ♂(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 昨日、どうやら風邪をひいてしまったらしく、熱が出て寒気がしたので、テスト勉強もブログの更新もせずに寝てしまいました。今でも具合がちょっと悪いのですが、少しずつ良くなっているような気がします。 オナガアゲハはどちらかというと南方系のアゲハなので、青森ではあまり多くは見られません。その上、いつも林の縁を縫うようにして飛びぬけていってしまうため、なかなか写真が撮れません。しかし今回は、おとなしく吸蜜や吸水してくれたので撮影チャンスに恵まれました。 ▲タニウツギに訪花したオナガアゲハ♂(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲地面で吸水するオナガアゲハ♂(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲オナガアゲハ♂の飛翔。イメージがジャコウアゲハと重なるような気がする。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ▲春型カラスアゲハ♀。タニウツギに訪花。(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 今日は、僕の18歳の誕生日です。運転免許の取れる年になってしまいました。 一応土曜日ながら出校日だったのですが、午前授業だったので午後ちょっとだけ弘前市郊外の座頭石へ行ってきました。 天気もあまり良くなく特に期待はしていなかったのですが、運良くタニウツギに訪花したミヤマカラスアゲハの♀や、カラスアゲハ、キアゲハ、それにオナガアゲハまで見ることが出来ました。光量が足りなかったのでISO感度を高く設定していた上、あまり被写体に近付くことも出来ず、お世辞にも綺麗とは言えない写真となってしまいましたが、期待を遥かに凌ぐ収穫です。 素敵な誕生日となりました。 ▲ミヤマカラスアゲハ♀(他の写真で性標が無いことは確認しました)(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 今日は、僕の18歳の誕生日です。運転免許の取れる年になってしまいました。 一応土曜日ながら出校日だったのですが、午前授業だったので午後ちょっとだけ弘前市郊外の座頭石へ行ってきました。 天気もあまり良くなく特に期待はしていなかったのですが、運良くタニウツギに訪花したミヤマカラスアゲハの♀や、カラスアゲハ、キアゲハ、それにオナガアゲハまで見ることが出来ました。光量が足りなかったのでISO感度を高く設定していた上、あまり被写体に近付くことも出来ず、お世辞にも綺麗とは言えない写真となってしまいましたが、期待を遥かに凌ぐ収穫です。 素敵な誕生日となりました。 ▲オナガアゲハ♂(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲ハイイロヒョウタンゾウムシ。交尾せず♀のみで生殖することもあるらしい。(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO + 内蔵ストロボ) タイトルの通り、単為生殖、つまり交尾もせず♀だけで繁殖することのできるゾウムシです。僕はこの手の昆虫についてあまり詳しくないので、そんなことは知らずに撮影していました。家に帰って調べてみて、そこではじめてビックリしました(苦笑) よく考えてみると、ナナフシやコノハムシだって単為生殖だし、海外に行けば単為生殖するザリガニなんかもいることだし、そんなに特別なことではないのかもしれません。とはいえ、興味深い虫であることは間違いありません。 ▲周りを飛んでいた大きめのトビケラ。種名は分からないです・・・。(PENTAX *ist DS2 + PENTAX 18-55mm + 内蔵ストロボ) ▲クロミドリシジミの終齢幼虫。岩手県にて。(RICOH GR-DIGITAL + 内蔵ストロボ) 岩手までチャマダラセセリを見に行った帰り道、クロミドリシジミの幼虫を探しに立ち寄りました。探すといっても、父が探していたのであって、僕は見たことも無い虫なので戦力外。・・・ということにして、運が良ければ北限のコジャノメが見れるかも?なんていう下心を持ちながら、周りで遊んでいました。(結局コジャノメは見つからなかったのですが。) そんなことをしている間に、父がクロミドリシジミの幼虫を見つけてしまいました。僕も木に登って撮影です。初めて間近でみるクロミドリシジミの幼虫は、考えていたよりもずっと大きく、そして目立っていました(汗)。地衣類への擬態のはずなのですが、逆効果じゃないのかなぁ・・・と。 今回はクロミドリシジミの他にイチモンジチョウ、スジボソヤマキ、ミドリヒョウモン、ヒオドシチョウの幼虫も紹介しようと思ったのですが、芋虫や毛虫が苦手な人には耐え難い写真もありまして・・・。学校での友達も見ていることですし、ページを分けることにしました。 興味のある方は、以下のリンクへ。 →続きを読む(イチモンジチョウ、スジボソヤマキ、ミドリヒョウモン、ヒオドシチョウの幼虫) ▲白いウスバシロチョウの飛翔。この個体は前翅中室が白くなっているだけではなく、後翅内縁の黒色鱗粉も減衰しているしている。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm + 内蔵ストロボ) ミヤマカラスアゲハやカラスアゲハを撮影した日、白いウスバシロチョウも見に行きました。 同じ場所で5月28日に撮影した個体は、後翅内縁や翅脈に黒色鱗粉が結構残ったインパクトの薄い個体でした。しかし、今回見たのは白無垢とまではいかないものの、比較的後翅内縁や翅脈上の鱗粉が白化した個体。今度は多少見ごたえがあるかなぁ・・・と(苦笑 そういえば、以前キアゲハの♀やヒメシロチョウの♂が求愛の際に口吻を動かしていることについて書きましたが、ウスバシロチョウでも似たような場面を目撃しました。交尾拒否している♀の上に♂が乗りながら、しきりに口吻を伸ばしていました。口吻は求愛行動においても何らかの役割をになっているのかもしれません。 ▲求愛する♂(上)と交尾拒否する♀(下)。よく見ると♂は口吻を伸ばしている。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ▲ウスバシロチョウの飛翔(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm + 内蔵ストロボ) ▲渓流沿いを飛びぬけるオナガアゲハ(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm + 内蔵ストロボ) ▲地面で吸水するカラスアゲハ♂。すぐ近くには車にひかれたと見られる死骸が。仲間だと思っているのだろうか。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm + 内蔵ストロボ) ミヤマカラスアゲハを探した際の副産物(?)です。カラスアゲハはカラスアゲハで綺麗な蝶なのですが、ミヤマカラスアゲハを見てしまうと・・・。 そういえば、車にひかれて死んだ個体の周りで吸水しているカラスアゲハがいました(写真上)。その死骸を仲間だと思っているのでしょうか。仲間(?)が近くにいると落ち着くらしく、普段のカラスアゲハよりも警戒心が薄くて近付きやすかったように思います。 ▲水たまりの上を飛び回るカラスアゲハ♂(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲絡まりあって飛ぶカラスアゲハ♂(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 今日、リンクを一件追加しました。 先日岩手のチャマダラセセリを見ている時にお会いした、ゆうざんさんの開設されている「ゆうざん撮影記」です。 ▲地面で吸水するミヤマカラスアゲハ♂(左)とカラスアゲハ♂(右)。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) 今日、夢が叶いました! そう、春型のミヤマカラスアゲハを撮影することが、ずーっと夢でした。 たしかに青森のミヤマカラスアゲハは、美しさも個体数も北海道のものと比べると足元にも及びません。それでも、一度で良いから撮影してみたかったんです。 春型のミヤマカラスアゲハは、とにかく吸水ばかりする夏型とは、姿だけでなく生態もちょっと違うような気がします。たまに飛んでいるのを見かけることはあっても、なかなか近付くことができません。 ・・・そんな春型のミヤマカラスアゲハが、目の前で吸水していました。それも、青森としてはかなり美しい個体! その時は感動も通り越して、頭の中が一瞬真っ白になりました。ちょっとして落ち着くと、今度は自分の重大なミスに気が付きます。レンズが・・・短い。18-55mmの標準ズームを付けていました。105mmのマクロレンズは、少し離れたところにいる父の手の元に。かと言って、レンズを取りに戻るわけにもいきません。意を決して近付くことにしました。 一歩ずつ、そっと、冷や汗をかきながら・・・。そして何とか、そこそこの大きさに写せる距離にまで近付くことが出来ました。そこからはもう、心を躍らせながら、でも蝶を驚かさないように静かに、シャッターを切り続けました。 しばらくすると、近くにいたカラスアゲハが撮影しているミヤマカラスアゲハに干渉し始めました。そのカラスアゲハは、何度もミヤマカラスアゲハの周りを飛んでは、体をぶつけ続け、時にはミヤマカラスアゲハの上にかぶさるようにして、どうやら威圧しているようでした。そして、最終的にはミヤマカラスアゲハを追い払ってしまいました。今回の一連の行動を見た限りでは、カラスアゲハの方が強いようです。 今日は本当に、本当に感動しました。今でも夢をみているような気持ちです。 ▲前翅裏面の帯がかなり広い。本州のミヤマカラスアゲハとしては結構な個体だと思う。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ▲ミヤマカラスアゲハを威圧するように飛ぶカラスアゲハ(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ▲ミヤマカラスアゲハの飛翔。カラスアゲハに追い払われて飛んでしまい、焦ってシャッターを切った。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ▲チャマダラセセリの交尾(RICOH GR-DIGITAL) 今日はふうさんと一緒に岩手県の北上高地へ。標高1000mほどの高原地帯で、辺りの山々を一望できる綺麗な場所でした。目的はチャマダラセセリ。 今回は運良く(暑過ぎて行動が鈍くなるくらい)天気にも恵まれ、1日中楽しむことが出来ました。 産卵や吸蜜などの行動もさることながら、父は交尾も発見し、満足できる写真を撮影できました。 ▲チャマダラセセリの産卵行動(父撮影 PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲チャマダラセセリの飛翔(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ▲アズマギクで吸蜜するチャマダラセセリ(父撮影 PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ▲羽化直後のヒメクロサナエ。まだ翅も体も白い。(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 今日は高校総体で学校が休みだったので、1人で梵珠山に行ってきました。 雲の厚い生憎の天気でチョウは殆ど飛んでいませんでしたが、ヒメクロサナエが羽化して翅を伸ばしているのを見つけることができました。トンボの羽化を見るのは初めてです。少しずつ翅が透明になっていくのが、当たり前のことなのは分かっているのですが、ちょっと感動的でした。 ▲上の写真の2時間後。翅は透明に、体も黒くなり、見慣れた姿になっている。(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲後ろ側から見ると尾状突起周辺は顔のように見える。サンショウに産卵するトラフシジミ。(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 外敵(特に鳥など)は餌を捕える時、頭から口に入れるという習性があります。その習性を逆手に利用しているのが、トラフシジミをはじめシジミチョウ科の一部のチョウたちです。目立つオレンジ色の目玉模様と触角に似せた尾状突起で、後翅の端っこを頭に見せかけています。そして、外敵からの攻撃をその「偽の頭」に集中させ、胴体への致命傷を避けています。 そういえばこの写真、トラフシジミがサンショウに産卵しています。確かにトラフシジミは色々な植物に産卵することが知られているチョウですが、サンショウともなるとちょっと意外でした。 ▲トラフシジミの吸蜜(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲春らしい綺麗なベニシジミ(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) |