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バッタの擬態

▲コノハバッタ。[2/3追記:Systella rafflesiiもしくはその近縁種だろうとの指摘をいただきました。オンブバッタとは下目レベルで違うグループのようです。]こんなに凄い姿をしていても、よく見ると翅以外はオンブバッタそっくりだから笑ってしまう。オンブバッタ以上に大人しく、触っても殆ど動かない。さまざまな色彩変異があるようだが、この個体は前・中脚と触覚だけが茶色い緑色型。前・中脚が茶色いおかげで、体の「木の葉形」が際立っていると思う。 (2007年12月28日 Kinta Highland, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)


▲造巣性のバッタ。種名は全く見当がつかない。葉をかじって枯らすことで、身を隠すための巣を造っているのだと思う。この生態は、スミナガシの若齢幼虫なんかと通じるものがあるような気がする。 (2007年12月26日 Mt. Jasar, Malaysia RICOH Caplio R7)


フキバッタに近い仲間なのだろうか? [2/3追記:クビナガバッタ科(Eumastacidae)の1種だろうとのことです。]一見ちょっと派手なだけの普通のバッタに見えるが、翅は透明で、腹部には黄色と黒の縞模様・・・ということは、ハチの格好を少し意識(昆虫相手に意識という言葉を使うのは不適切かもしれないけれど、擬態と呼ぶには気が引ける完成度だから、敢えてそういう表現に。)しているのかもしれない。 (2007年12月24日 19 mile, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)
ニベアイシガケチョウ

▲ニベアイシガケチョウ Cyrestis nivea (2007年12月27日 Kinta Highland, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)
綺麗なカメムシ
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▲種名は分からないが、とても綺麗なカメムシの幼虫。[2/3追記:オオカメムシ科(Tessaratomidae)の1種で、5齢幼虫だろうとの指摘をいただきました。]結構大きくて、チョコエッグのおまけくらいの大きさ。こう見えても実際には、写真からは想像もつかないほど上手く周囲に溶け込んでいて、目立たない。おそらく、この赤いボディは、赤い新芽への隠ぺい擬態なのだと思う。 (2007年12月26日 Mt. Jasar, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)


▲1円玉サイズの真っ赤で綺麗なカメムシ幼虫。[2/3追記:オオカメムシ科(Tessaratomidae)の1種で、2齢幼虫だろうとの指摘をいただきました。]触覚の模様なんかは随分上の写真のカメムシと似ているけれど、もしかして齢が違うだけで同種の幼虫なのだろうか。 (2007年12月28日 Kinta Highland, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)

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ヤクシマルリシジミ

▲ヤクシマルリシジミ(Acytolepis puspa)。日本にも同じ種がいるが、日本亜種よりも黒点が目立ち、雰囲気は随分違う。父撮影。 (2007年12月25日 Kuala Woh, Malaysia RICOH GR DIGITAL)


▲ヤクシマルリシジミ Acytolepis puspa (2007年12月25日 19 mile, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)

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エグリゴマダラ

▲エグリゴマダラ(Euripus nyctelius)のメス。ルリマダラの仲間(Euploea)に擬態している。父撮影。 (2007年12月29日 Kinta Highland, Malaysia PENTAX *istDS, 105mm)


▲エグリゴマダラ(Euripus nyctelius)のオス。オスは擬態せず、普通のゴマダラチョウと大差ない斑紋をしている。父撮影。 (2007年12月27日 Kinta Highland, Malaysia PENTAX *istDS, 105mm)


▲エグリゴマダラ(Euripus nyctelius)のオス。僕はこのオス1頭しか見ていないが、父はオスメス共に複数頭見たらしい・・・。 (2007年12月29日 Kinta Highland, Malaysia Olympus E-330, 14-54mm)

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