過去の記事
2017 | 01 | 03 |
2016 | 01 | 03 | 04 | 05 | 07 | 09 | 10 | 11 |
2015 | 01 | 02 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 |
2014 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12 |
2013 | 01 | 02 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 |
2012 | 01 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 12 |
2011 | 01 | 02 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 12 |
2010 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2009 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2008 | 01 | 02 | 03 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
2007 | 04 | 05 | 06 | 07 | 08 | 09 | 10 | 11 | 12 |
ブログ内検索
<< 前のページ | ... 2 3 4 5 6 7 8 ... | 次のページ >>
ニホンセセリモドキ
ミヤマセセリに似た変わり者の昼蛾です。初夏に羽化するとすぐ休眠し、そのまま夏〜冬を越して春になってから活発に活動するという、ヒオドシチョウのような生活環をもちます。ヤガなどとはかなりの遠縁で、むしろメイガなどに近縁なグループ(つまり分類的にはミクロレピ)。
青森県内では初めて見ました。


ニホンセセリモドキ Hyblaea fortissima のオスは頻繁に後脚の毛束を広げ、性フェロモンの放出と思しき行動をとります。後脚と腹部の間に見える謎の棒状器官は、後脚基節から伸びていて、毛束を収納するための袋なのだそうです。


メス

それにしても卵の姿がすごい。今回は顕微鏡用の対物レンズを使って撮影したものを深度合成しました。


産み出されて間もない卵。横から見ると扁平で、ナンのような形をしています。長径1mmほど。


産卵後2日経過。ナンがド派手なピザに。

2016年04月02日 深浦町
春のシャクガ

オカモトトゲエダシャク Apochima juglansiaria のオス。早春に羽化し、雪の残る中で活動します。


この個体は灯火下の雪にとまっていました




静止時には蛇腹状に折り畳んでいる翅を羽ばたいて広げたところ


折り畳み式の独特な翅は枯れ枝のように見えて、葉っぱが無い早春の林内でも意外なくらい目立ちません



シロトゲエダシャク Phigalia verecundaria のオスとメス


ホソウスバフユシャク Inurois tenuis のオス

2016年03月中旬 青森市・平川市
ウスオビフユエダシャク

ウスオビフユエダシャク Larerannis orthogrammaria のメス

2015年11月01日 青森市
ヒメクロオビフユナミシャク
ヒメクロオビフユナミシャクは、ブナを食樹とする深山性のフユナミシャクで、いわば冬尺蛾界のフジミドリシジミのような存在です。メスの翅を退化させることで寒冷な気候に適応したフユナミシャク類の中では、この種のメスの翅が抜きん出て大きく(けど勿論飛べない)、なんというかロマン溢れる形態をしています。かねてより憧れていた種類なのですが、昨年までは探しても空振りを続けていました(今思えば行く時期が遅すぎた)。2日間連続で観察して、いずれの日も多数のオスと5-6個体のメスを発見できました。


ヒメクロオビフユナミシャク Operophtera crispifascia の交尾


オス


メス




尾端を突き出してコーリング(雌性フェロモンの放出)をするメス。午後7時頃。



2015年10月 八甲田山
ウスタビガ

ウスタビガ♂ Rhodinia fugax




やや黒化した個体


<< 前のページ | ... 2 3 4 5 6 7 8 ... | 次のページ >>
最近更新されたリンクブログ >>全て表示
ふしあな日記 ― 6月某日、某所(その5)
虫つれづれ@対馬v2 ― ベンガルヤマネコ極東地域亜種(ツシマヤマネコ)
ありんこ日記 AntRoom ― 「昆虫大学2024」のお知らせ
活動日記 ― オオイチモンジ
蝶の観察記録-十勝蝶改め相模蝶の観察記録 ― クロマダラソテツシジミ
世界のブナの森 ― アメリカのオオミズアオ
蝶の玉手箱 ― アカタテハの羽化
北のフィールドノート ― カマキリが・をくうの・に当てはまるのは
小畔川日記 ― 小畔川便り(アゲハの吸水-19(2022/9/10.11))
鳥蝶ビデスコ ― オジロトウネン
投稿者
ze_ph(記事数:1183
Celastrina(記事数:19
その他
総アクセス数
今日:今日のアクセス数 昨日:昨日のアクセス数