食餌植物:エビヅル・ブドウ・ヤマブドウ・シラガブドウ・ノブドウ(ブドウ科)
国内分布:北海道・本州・四国・九州
渓流釣りの餌に使われる「ブドウ虫」は本種の幼虫(近年、養殖ブドウ虫として販売されているものはハチノスツヅリガの幼虫)。普通種ではない。
年1化で初夏に出現する。稀に晩夏〜秋にも成虫が得られるが、2化目なのかどうかは不明。本州では宮城県以南で生息を確認している。
ミチノクスカシバ・ムラサキスカシバに酷似するが、この3種は頭頂部と前翅の色調で区別できる(詳細はミチノクスカシバの項を参照)。