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サイト開設1周年 [2006-03-31 14:18 by ze_ph]
自作ワイコンとGR-Digital [2006-03-29 19:46 by ze_ph] 雪の中のヒオドシチョウ [2006-03-26 14:06 by ze_ph] 失敗 [2006-03-21 19:50 by ze_ph] 父の衝動買い [2006-03-18 23:51 by ze_ph] コムラサキの越冬幼虫 [2006-03-11 23:46 by ze_ph] ミスジチョウの越冬幼虫 [2006-03-05 23:43 by ze_ph]
ホームページ「青森の蝶たち」を開設してから、昨日でちょうど1年になりました。
実はずっと今日31日で1周年だと思いこんでいたので昨日更新しなかったのですが、確認しなおしたらどうやら昨日で一周年だったようです。(過去ログ参照)やらかしてしまいました(笑 さて、ここ数日の青森ですが、また雪が降っています。それどころか、吹雪に近い状態です。もう4月になろうとしているのに雪が少し積もりました。 明日は曇りのち晴れの予報なので一応外に出るつもりですが、この寒波の影響でどうなることやら分かりません。 ▲ヒオドシチョウ(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲ヒオドシチョウ(Ricoh GR-D 自作ワイコン) ▲ヒオドシチョウ。背景は良く出たのだがピントが甘かった。(Ricoh GR-D) 追記(同日 20:49):アクセス数も、このままいくと明日で30000アクセスになりそうです。沢山のアクセスありがとうございます。(目立ちませんが、アクセスカウンタはTOPページ右下のバーコードです) ▲ヒオドシチョウ(Ricoh GR-D) ▲ヒオドシチョウ(Ricoh GR-D 自作ワイコン) 上の写真がGR-Dで普通に撮影したもの、下の写真が自作ワイコンを使用したものです。 自作とは言ってもレンズを一から組んだりしたものではありません。一眼用の標準ズームレンズからレンズ前群だけ取り出しただけのものです。 トンボの唄さんが紹介されていたのを少しアレンジして真似てみました。 見ての通り、画角はかなり広いです。(その分ゆがみも凄いです) 若干のケラレ(3:2モードで回避可能)と使い勝手等の問題で常用は出来ませんが、時々魚眼の雰囲気を楽しむ分には面白いかもしれません。 試しにブログランキングに登録してみることにしました。 気の向いた方は、↓のバナーをクリックして投票してくださると嬉しいです。 昨日は久々にとても良い天気だったので、ヒオドシチョウを狙って浅虫へ。 気温も最高気温で8~9度とそれほど暖かいわけではなかったのですが、日照は十分にありました。(ちなみに21日の最高気温は1度台) 現地に着いてみると予想以上の雪。一気に不安が高まります。 30分ほど登山道を登り頂上の展望台に近づくと、日当たりの良いところでは雪も少なく、地面まで見えていました。 頂上についてからもしばらくは蝶が飛ぶこともありませんでしたが、久しぶりの気持ちよい自然を満喫しました。 そんな中、1頭のヒオドシチョウがどこからともなく現れて日光浴を始めました。 今年初めての被写体だったからか力みすぎてしまったようで、思うような写真が撮れないままその個体は飛んでいってしまいました。 その後しばらくヒオドシチョウは現れず、その間は随分落ち込みました。 しかし、その後しばらくするとヒオドシチョウが1匹、また1匹と飛んできました。 青空の下を飛ぶ蝶の撮影はやっぱり良い物です。冬の間の鬱憤が一気に晴れたような気がしました。 背景に周囲の雪を入れて撮影し、十分に満足できる写真も撮れました。 ▲ヒオドシチョウ(Ricoh GR-D) ▲ヒオドシチョウ(Ricoh GR-D 自作ワイコン) ▲陸奥湾展望台でのヒオドシチョウの飛翔。遠景は陸奥湾。(Ricoh GR-D) ▲ヒオドシチョウ(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 今回の撮影の立役者は、新しく買ったRICOHのGR-Digitalでした。 広角レンズ代わりと言えばそれまでですが、結構大きな買い物で、今でもなんかちょっと悪いことをしたような気持ちがします。 しかし写りはそれに見合う以上のものがあって、素直な色表現と被写界深度の深さには驚かされました。
今日は今年初の越冬タテハを狙って出掛けました。
しかし、雪もまだ結構積もっていて季節の進み具合も不十分なばかりか、昨日の記録的な暴風の名残か風も強く気温も足りませんでした。 もちろん、蝶が飛ぶ気配すらありません。 仕方なく、セッケイカワゲラを数カットだけ撮影して切り上げました。 ▲セッケイカワゲラ ▲セッケイカワゲラ
雪も大分少なくなりましたが、青森の春はなかなか来てくれません。
明日も運が良ければ越冬タテハを、と思っているのですが、あいにく雪まで降るとの予報。 早く青空の下を飛ぶチョウが見たいです。 話は180度変わりますが、数日前父が大きな衝動買いをしてしまいました。 PENTAXの*ist DSです。 *ist DSがファームウェアを更新することで(液晶モニタ以外は)後継機である*ist DS2と同等の性能になることはご存知の方も多いかと思います。 我が家では年明けにDS2も買っているのですが、親子2人でデジ一眼を使いたいと言う事で、レンズが共有でき操作感も全く同じ*ist DSを。というのは悪い選択では無いなと思っています。 ただ、ちょっと家計のことを心配してしまいます(苦笑 画像なしで更新というわけにもいかないので、過去の画像を1枚だけ。 今年の春はこいつにも力を入れてみようと思います。 ▲赤色斑紋の発達したサカハチチョウ(2004/05/22) _/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/_/ 「東南アジアの蝶のファン倶楽部」のFANSEABさんがブログを始められました。 探蝶逍遥記
今日は、梵珠山に行ってきました。
狙いはコムラサキの越冬幼虫。 「愛野緑の観察記録」さんがコムラサキの越冬幼虫の画像をアップしているのを見て、自分でも本物が見てみたいと思ったからです。 現地に着いてから2時間程は何も見つからず、寒さとつまらなさで、ただただ辛かったです。 そんな諦めの空気が漂う中、父から「いた!」の一声が。 細かい場所までは教えてもらえず、「まあ探してみろ」とのこと。それではと探してみたのですが、なかなか見えません。 ▲コムラサキ越冬幼虫のいる場所(画像をクリックすると場所が分かります) どの辺にいるのか教えられても、見つけるまでに大分時間がかかりました。 ▲コムラサキの越冬幼虫 ▲コムラサキの越冬幼虫 本当に小指の爪ほどしかない、小さな幼虫でした。 本当に目立たないものなのですね。 30cmまでしか寄れない28mmレンズでは点にしか写らなかったので、間に合わせに径の合わないクローズアップフィルタを手持ちで押さえつけながら撮影しました。 撮影に熱中していると、父がまたコムラサキの幼虫を3頭も立て続けに見つけてしまいました。 父が見つけた個体は全部合わせると4頭。 僕は最終的に1頭も見つけられず終い。 撮影ばかりしていたことも多少はあるのでしょうが、さすがにゼロは・・・。 初めてコムラサキの越冬幼虫を見ることが出来た感動とは裏腹に、悔しさも相当なものでした。 ▲コムラサキの越冬幼虫 ▲コムラサキの越冬幼虫
お久しぶりです。
だいぶ更新をサボっていました。 期末テストも終わって、やっとのびのび出来るようになりました。 青森では、まだチョウが飛べるような状態ではありませんが、なんとか日当たりの良い道路からは雪が消えてきています。 今日は、今年に入って初めて山を歩いてきました。 セッケイカワゲラでも眺めながらゼフィルスの卵を少し拾ってこようという魂胆です。 ただ、ゼフィルスの採卵にそれほど力を入れるつもりもなく、普段着そのままの軽装備で行きました。 (山のホテルでマタギ飯を食べて腹ごしらえしてから、)ミノルタのA1だけを持って雪原へ。 ブログ用のネタがないと困ると思って、林内の景色やらノウサギの足跡やらに時々カメラを向けながら、ゼフィルスの卵を探してミズナラの休眠芽を見てまわりました。 すると父が、こんなものを見つけてきました。 (雪原の中のマクロ撮影ではA1は役不足だったので、新しいカメラを取りに車へ駆け戻りました。) ▲ミスジチョウの越冬巣 もう少し近づくとこんな感じです。 ▲ミスジチョウの越冬幼虫 僕は初めて見ました。 ミスジチョウはカエデの葉を落ちないように吐糸で固定して、その葉の中で越冬します。 コミスジの幼虫なら一度見たことがありますが、ミスジは県内では決して数も多くないし、まして幼虫なんて全く縁がありませんでした。 枝先に糸でぶら下がっているだけの、不安定で常に風に揺られている越冬巣の撮影に苦戦しているうちに、どうやら他にも幼虫が見つかった様子。 マクロレンズから準広角レンズへ切り替えて、そちらの幼虫も撮影しました。 ▲ミスジチョウの越冬幼虫 周辺の環境まで写しこんでみました。(分かりづらいので大きい画像もリンクしておきます) ▲ミスジチョウの越冬幼虫 <拡大画像> そんなこんなで、最終的には計3頭のミスジチョウの越冬幼虫が見つかりました。 赤っぽい葉についた幼虫は赤っぽく、黄色っぽい葉についた幼虫は黄色っぽく、灰色みの強い葉についた幼虫は灰白色になっていて、器用に擬態しているようです。 今日は、期待に反して成果の高い一日となりました。 ちなみに、新しいカメラというのはこれ。ペンタックスの*ist DS2です。 レンズは父が以前からPENTAX LXと共に使っていたSIGMA105mmマクロと、ペンタックスの28mm(MF)を流用しています。 一体型のCCDの小さいデジカメとは比べ物にならないダイナミックレンジの広さや、AFの速さに驚いてしまいました。 というわけで、今年からはついに一眼デジを使える事になりました。 ▲今日の装備 PENTAX *ist DS2 + SMC PENTAX-A 28mm(35mm換算では42mm相当) |