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カバシャク
早春にのみ出現する美麗な昼行性シャクガで、先日紹介したクロフカバシャクの近縁種です。クロフカバシャクのような大珍品ではないものの、やはり少ない種類で、間近に見たのは初めて。クロフカバシャクより一回り大きく、前翅の白帯が明瞭で、オスでは触角が数珠状になります。食樹はカバノキ類。
吸水や吸蜜に下りてくるなんて話をよく聞くのですが、そんな夢のようなシチュエーションには一度も遭えませんでした。ダケカンバの大木の樹冠近くにとまっているものが僅かに見られたのみ。


カバシャク Archiearis parthenias のメス
ミドリヒゲナガ
前翅全体が金緑色に輝く綺麗なヒゲナガガ。このグループでは最小級です。


ミドリヒゲナガ Adela reaumurella のオス


メス

2015年5月3日・5日 青森市
キンケウスバイラガ
その独特な外見から比較的最近までミノウスバ類に含められていた昼行性のイラガ(旧和名:キンケミノウスバ)で、記録の限られる大珍品です。ボロボロに汚損したオスだったものの、憧れの虫だったので大興奮。今度は新鮮なメスを見つけ出したい!




キンケウスバイラガ Pseudopsyche endoxantha のオス


発見時の状態。高さ4mほどの位置にとまっていました。
アシナガモモブトスカシバ

アシナガモモブトスカシバ Macroscelesia longipes のメス

2015年05月02日羽化 飼育下(宮城県産)
クロフカバシャク
日本では青森・岩手の2県からしか記録されていない早春性・昼行性のシャクガです。岩手県の近況を把握できていないのですが、少なくとも青森県では、30年間記録が途絶えていました。近縁種のカバシャク Archiearis parthenias とは前翅の模様や雄の触角形状で区別でき、食樹も違います(本種はヤナギ科、カバシャクはカバノキ科)。
腰を抜かす思いで採集した後、震え上がりながら自宅で撮影。




クロフカバシャク Archiearis notha のメス


オス


産卵直後の卵


2日後、淡い黄緑色から暗い紫色に変化しました
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