食餌植物:カキノキ (カキノキ科)・ヤナギ類(ヤナギ科)・クリ・カシワなど(ブナ科)・クマイチゴ・サクラなど(バラ科)・フジ(マメ科)・クマシデ・カワラハンノキ(カバノキ科)
国内分布:北海道・本州・四国・九州
日本産コスカシバ類では最も小型。カキの害虫として知られる。外来種のスグリコスカシバ S. tipuliformis とよく似ており、同定には要注意。
全国的には低地から見られる普通種とされる。しかし、青森県では比較的稀な種で、現在のところ山深いブナ帯〜ダケカンバ帯からのみ記録されている。