ヒメコスカシバ

Synanthedon tenuis (Butler, 1878)

食餌植物:カキノキ (カキノキ科)・ヤナギ類(ヤナギ科)・クリ・カシワなど(ブナ科)・クマイチゴ・サクラなど(バラ科)・フジ(マメ科)・クマシデ・カワラハンノキ(カバノキ科)

国内分布:北海道・本州・四国・九州

日本産コスカシバ類では最も小型。カキの害虫として知られる。外来種のスグリコスカシバ S. tipuliformis とよく似ており、同定には要注意。

全国的には低地から見られる普通種とされる。しかし、青森県では比較的稀な種で、現在のところ山深いブナ帯〜ダケカンバ帯からのみ記録されている。

ヒメコスカシバ

ヒメコスカシバ♀ Synanthedon tenuis

ノリウツギでの吸蜜

2014年8月3日. 青森県八甲田山. Photo by T. Kudo.

ヒメコスカシバ

ヒメコスカシバ♀ Synanthedon tenuis

2012年8月8日. 青森県七戸町. Photo by S. Kudo.

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