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緯度ゼロ地帯へ旅立ちます [2006-12-21 23:59 by ze_ph]
スカシダワラ [2006-12-10 13:53 by ze_ph] ジョウザンミドリシジミの越冬卵 [2006-12-03 23:39 by ze_ph] ▲ 昨年アリノスシジミをみつけたビリトン島 Perawas部落の子供たち。 この「赤い道」のすぐそばでアリノスシジミはみつかった。 今年も緯度ゼロ地帯へ向かいます。 出発は22日で、帰国は年明け。 2004年はze_phと一緒にマレーシア・キャメロンハイランドでアカエリトリバネアゲハを眺め、2005年はアリノスシジミを求めてインドネシア・ ビリトン島、そして今回は・・・・ ▲冬の青空とスカシダワラ。登山道の奥に見える白いものは岩木山 登山道を歩いていると、木の葉が落ちて目立つようになったスカシダワラがたくさんみつかりました。晩夏から初秋にかけて出現したクスサン(ヤママユガ科)の繭です。固くて粗い網目のおかげで、繭の中に残されたクスサンの羽化殻と青空を写し込むことができました。 ▲ ミズナラ休眠芽に産みつけられたジョウザンミドリシジミ越冬卵を自作レンズで (息子撮影) ▲ おびただしい数の針状突起に覆われたジョウザンミドリシジミ越冬卵(同上) 里にも本格的に雪が積もりました。青森市内は一晩で40センチ近い大雪だったとのこと。私たちの住む弘前市内の積雪は15センチ程度ですが、真冬日だったために国道はノロノロ運転で渋滞です。 さて、雪景色を眺めて落ち込んでばかりもいられないので、気を取り直して先日フユシャクのついでに岩木山で撮ったジョウザンミドリシジミ越冬卵を貼ります。直径約0.9mm、高さ約0.5mmの越冬卵はおびただしい数の針状突起に覆われていて、なんとなくバフンウニみたいですね。 |