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▲ヒオドシチョウの野外蛹(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) シータテハの蛹は父しか見つけることができませんでしたが、ヒオドシチョウの蛹は僕も結構見つけることができました。もちろん多くの蛹は幼虫が集団を作っていた木の周りで見つかりましたが、近くに食樹の見当たらないようなところに付いている蛹も見つかりました。やはり、蛹化するまでにかなりの距離を移動し得るようです。 上の写真のヒオドシチョウの蛹を撮影し終えて腰を上げると、風も吹いていないのにゆさゆさと激しく揺れている1本の枝が。間違いなく「何か」がいます。マムシだったら嫌だなぁ・・なんて思いながら恐る恐る近付いてみると、そこにいたものはヒオドシチョウの蛹。それも、物凄いスピードとパワーで体全体を振り回しています。(その時の動画。GR-D。1.39M。)外敵から身を守るための行動だと言いますが、それにしても振り回し過ぎです。 ▲ヒオドシチョウの野外蛹。別の個体。(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) ▲カラスシジミの野外蛹。先日アップしたのとは別の個体。大写しにしてみると体中に細かい毛が生えていることが分かる。(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) by ze_ph | 2006-06-26 20:27 | Comments(4)
Commented by krsmusi at 2006-06-27 21:19 本当に、振り回しすぎですね。 ツマグロヒョウモンでも、一度振り回しすぎを見たことがありますが、落っこちてしまうのではないかと心配しました。 このくらい動かなければ、敵は逃げてくれないのでしょうね。 動画見て笑い転げてしまいました。 凄い廻り方ですね。これでは敵も近づけないけど、蝶になる体も遠心力で変形しちゃいそうです。^^ サナギで楽しめるなんてさすがです。 Commented by ze_ph at 2006-06-27 23:06 magさん 言われてみると、寄生バエや寄生バチを完全に振り払うためには、結構な時間動き続けなくちゃいけないのかなぁ・・・なんて思ったりしました。 それにしても、やりすぎな気はするのですが(笑 Commented by ze_ph at 2006-06-27 23:12 てふさん
笑って欲しいところで笑ってくれてありがとうございます(笑 体への影響以上に、糸への影響の方が問題かもしれません。 krsmusiさんも書かれていますが、糸が切れて落ちてしまったりしないのでしょうか。 地面に落ちてしまったら蛹にとって死活問題ですよね。
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