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▲アリと、摂食中のカラスシジミの終齢幼虫(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO + 内蔵ストロボ) 先週末、父がカラスシジミの幼虫を見つけました。 食樹であるハルニレは周辺に何十本もあったのですが、幼虫の見つかった木は1本だけ。しかし、その木ではかなりの数の終齢幼虫が見られました。カラスシジミは一本の木に集中して産卵する傾向があるのだそうです。 また、地面近くの葉にいた終齢幼虫には、アリが集まっていました。シジミチョウ科の幼虫が蜜腺から蜜を出してアリと共生することは有名ですが、カラスシジミではあまり見られない行動です。 ▲カラスシジミの終齢幼虫(PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO + 内蔵ストロボ) ▲カラスシジミの終齢幼虫。上の写真と同じ位置から広角撮影。(RICOH GR-DIGITAL + 内蔵ストロボ) by ze_ph | 2006-05-31 21:38 | Comments(6)
カラスシジミの幼虫を始めて見ました。 ハルニレの葉にまぎれて、見つけにくそうですね。 兵庫県では、カラスシジミは北部にしか棲息しておらず、県内ではまだ見たことはありません。 このため、私にとってはカラスシジミは信州以北のチョウとの印象です。 Commented by ふう at 2006-06-01 04:46 x この類は大の苦手です。 初めてマジマジと、この位だと大丈夫ですね。 Commented by maeda at 2006-06-01 08:27 x こちらでも沢山の幼虫を見る機会がありますが、ありがたかった幼虫はまだ見ていません。 一般的でないのかもしれません。そちらではいつも蟻付きでしょうか? Commented by ze_ph at 2006-06-01 17:38 otsukaさん 実は僕も初めて見ました。 以前は桜で有名な弘前公園にも結構いたらしいのですが、今ではちょっと・・・。 Commented by ze_ph at 2006-06-01 17:46 ふうさん ぉお、セーフでしたか。 実はこの記事を書くにあたって、幼虫の苦手なふうさんが大丈夫だろうかと心配していました。 ほっとしました(笑 Commented by ze_ph at 2006-06-01 20:53 maedaさん
カラスシジミの幼虫にアリがたかるのは、かなり稀なことのようです。 父はこの手の幼虫を探すのが(悔しいことに)得意なので、若い頃から野外で数百頭もの幼虫を見ているらしいのですが、そのうちでアリが集まっていたのは今回をいれても3回だけだったそうです。
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