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▲赤色斑紋の発達したヒメギフチョウ。赤城産に準じるレベル。(父撮影 PENTAX *ist DS2 + SIGMA 105mm MACRO) 上の写真のヒメギフ、後翅の赤い斑紋の発達が凄いと思いませんか?赤色斑紋が発達することで有名な赤城のヒメギフほどではありませんが、それに近いレベルではないでしょうか。 今日は雨が降るとの天気予報でしたが、思い切って昨日と同じく浅虫へ。 現地に着いたばかりの頃は曇っていて気温もあまり高くなかったのですが、次第に雲が切れていき、青空ものぞくようになりました。やっぱり今年はツキがあります。 ヒメギフも、昨日の気温が高かったからか、いつも以上にさかんに訪花していました。 昨日の写真で十分満足していたので、今日は飛翔写真などをあまり狙わず、じっくりと観察することに重点を置きました。それが功をそうしたのか、親子2人合わせると、産卵を3回、交尾を1回発見。昨日以上の成果をあげられるなんて、予想だにしませんでした。落ち着いて観察することの大切さを、改めて実感しています。 ▲ヒメギフチョウの産卵(RICOH GR-DIGITAL) ▲ヒメギフチョウの産卵。上の写真とは別の個体。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ここから下の写真は、今日見かけた中でちょっと斑紋が面白いと思ったものを選んで見ました。 ▲ヒメギフチョウ。後翅の雫状黒点が2つ。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) ▲ヒメギフチョウ。前翅の黒帯の形が変というかなんというか。。(PENTAX *ist DS + PENTAX 18-55mm) by ze_ph | 2006-04-30 20:32 | Comments(8)
Commented by mtana2 at 2006-04-30 21:25 ze_phさん、こんばんは。 すばらしいショットの連続で、楽しませていただいています。 産卵シーン、よく撮れていて、羨ましい限りです。 素晴らしい産卵シーンの連続ですね。 2枚目は逆光で翅とウスバサイシンの透け具合がいいですね。環境もバッチリで。 1枚目は随分と赤紋が発達していますね。 初めて書き込ませていただきます。 ヒメギフは今がシーズンなんですね。カタクリとツーショットはうらやましいです。私の地域のギフでは望み薄の光景です。産卵は、写真のように垂直に近い葉の裏に産むことが多いのでしょうか。ギフチョウ(ヒメカンアオイ)では、このような光景に出会ったことがありません。 また、訪問させていただきますので、よろしくお願いいたします。 Commented by ze_ph at 2006-04-30 22:50 mtanaさん こんばんは。ご覧いただきありがとうございます。 産卵シーン、下草の少ないところで張り込んだ甲斐がありました。 Commented by ze_ph at 2006-04-30 22:54 theclaさん 1枚目の写真、青森ではこのような個体は初めて見ました。 岩手では多少赤色斑紋が発達する傾向があるので、昨日も岩手に行こうかなんて話もあったのですが、わざわざ出向くこともなく近場でこのような個体を見ることが出来、驚いています。 Commented by ze_ph at 2006-04-30 23:03 otsukaさん ご訪問ありがとうございます。 この産地ではカタクリとヒメギフの時期がほぼ完璧に重なってくれるので有難いです。 産卵は写真がうるさくなりすぎないように下草の少ない斜面でだけ探しています。産卵の際の角度はスフラギス(交尾後付属物)の形状上の問題で、ヒメギフは垂直に近い形、ギフはひっくり返ったような形になることが多いのだそうです。そういう意味では、ヒメギフの産卵写真の方がギフの産卵写真より綺麗に写しやすいと言えるかもしれません。 Commented by maeda at 2006-05-01 08:27 x 北海道でもようやく出始めました。 残雪が多くこれからが本番です。 産卵シーンなど狙いたいです。 Commented by ze_ph at 2006-05-01 20:36 maedaさん
線路のギフ、衝撃的でした。 まさに現代的な生態写真ではないかと思います。
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