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▲ 威嚇姿勢をとるヒゲナガガ(?)の仲間 (12月26日, スラウェシ中北部・パロロ村) 長いながぁい触覚を持つ小さなちいさな蛾・ヒゲナガガ(?)の仲間がみつかりました。 日本でみるヒゲナガガは敏感で撮影しにくいことが多いので、スラウェシでも同様だと思って逃げられないようにソッと背後から接近したのですが、突然後脚を突っ張って翅を半開。蜂を思わせる姿に変身し、逃げようとせずに威嚇行動をとったのです。 ▲ 威嚇中のヒゲナガガ(?)を正面に回り込んで撮影しても逃げようとしない(同上) ▲ 林床で見つけた小さなカマキリ 体色は日本のウスバカマキリに似ているが体長は24mmで、ヒメカマキリ級の小型種。 (12月28日,BiroMaru) ▲ 果物売りのトラックでランサを買う。ランサはグレープフルーツのような香りの果物で、とてもおいしい。 (12月28日・Paluの街角で) by ze_ph | 2007-02-19 22:53 | Comments(6)
Commented by 中 at 2007-02-20 09:11 x 翅型と静止時のポーズから、ハマキモドキの一種なのではと思ってしまいました。 Commented by Celastrina at 2007-02-20 20:32 x さすが中さん、鋭いご指摘です。 白黒に色分けされた長い触覚をたなびかせながら翅を屋根形にたたんで葉上に静止していた姿は見覚えのあるヒゲナガガそっくりに見えたので、それと決めつけてしまったのですが、言われてみるとハマキモドキにも見えますね。 触覚はヒゲナガガ的ですが、パルピの形状や静止時のポーズはむしろハマキモドキ的。両者は亜目レベルで異なるのに・・・・・ ということで、本文の「ヒゲナガガ」に(?)を付け加えました。 Commented by fanseab at 2007-02-20 23:48 ヒゲナガガ?春先に日本で観察されるものに比較して触角が短いですけど、後脚のケバケバしい姿は敵を威嚇するに十分過ぎますね。 ランサッ(Langsat)、小生もスラウェシで食べてからお気に入りになりました。タテハ用トラップとしても、小分けできて便利ですよ。偶々、荷台横のKupuKupu(蝶)の文字が入って愉快ですね(^^) Commented by えいきち at 2007-02-21 11:38 x ランサって、このサトイモのような白っぽいものですか。 かんきつ類ではないですよね。 ぜひ一度食べてみたいです。 Commented by Celastrina at 2007-02-21 23:24 x fanseabさん ランサはトラッブにも使えるのですか。トラップとしてチョウにおすそわけするなんて考えもせず、ただただおいしくいただきました。 Commented by Celastrina at 2007-02-21 23:30 x えいきちさん
ランサはセンダン科とのことで、食べる前にはリュウガンかと思いました。もちろんリュウガンは甘くておいしいのですが、ランサのさわやかな味の方が南国では嬉しいです。
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