青森の蝶たち～Diary

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2005年8月

過去ログ

9月7日（水）

アゲハ

↑ナミアゲハ　♂♀追飛行動

↑クロアゲハ

↑キアゲハ

↑ナミアゲハ　産卵

　9月4日の日記に書いたキバナコスモス畑の周りには、他にも何種類かの花が植えられていて、アゲハの仲間も集まっていました。
　ナミアゲハは授業に飽きて窓の外を見ているような時にはよく見かけるのに、虫を見ようと思って少し山に入ると途端に少なくなってしまって、普通種なのになかなか撮影できません。でもそんなナミアゲハも海岸沿いの畑のような明るく開けた環境には当たり前のように沢山いるので、喜んで撮影。
　もう少し暗い環境を好むチョウのような気もするけど、クロアゲハもそこそこいました。北上侵入種のくせして、のさばりすぎです。前にも書いたかもしれませんが、深浦あたりでは飛んでいるアゲハの半分以上がクロアゲハ。でも青森県人の性で、クロアゲハを見るとついつい喜んでしまいます。

（記：誠也　撮影日：2005/09/04）

9月5日（月）

変わり物と初物

↑スジグロシロチョウ　黒化傾向の強い個体

↑イチモンジセセリ

　今まで気づかなかっただけなのだとは思いますが、今年初のイチモンジセセリを見ました。目立って沢山いるわけではありませんでしたが、ぽつぽつ見かける程度の数はいました。
　イチモンジセセリが増えてきたってことは、ウラナミシジミもそろそろ来てる頃だろうし、ヒョウモン類も夏眠から覚めてくるだろうし、また違った楽しみが味わえそうです。
　それから、昨日はスジグロシロチョウの羽化ピークと重なったらしく、ものすごい数のスジグロシロチョウが飛んでいました。そんな中で一頭だけ気になる斑紋の個体がいたので撮影してきました。前翅中室も真っ黒になってなんか異様な雰囲気。このスジグロシロチョウは、落ち着いてとまることも無く、ゆっくりと崖の上に上っていってしまい、その後見つけることは出来ませんでした。写真も、唯一この写真だけがまともで、他は全くのピンボケでした。

（記：誠也　撮影日：昨日）

9月4日（日）

キバナコスモスの花畑

↑ヒメアカタテハ

↑クロホウジャク

　迷蝶ツマグロヒョウモンが狙いという、またまた無茶な目的で深浦まで行ってきました。
　もちろん、ツマグロヒョウモンは見つかりませんでしたが、前回来た時から目をつけていたキバナコスモス畑（といっても２畳程度の小さな範囲）には、ツマグロヒョウモンと少しだけ似たヒメアカタテハが沢山いました。似ている、というより、同じ蝶に擬態している、と言った方が正しいのだとは思いますが、ヒメアカタテハの翅裏はカバマダラよりもツマグロヒョウモンに似ているような気がします。
　ついでに、近くにいたクロホウジャクも撮影。写真を見てみると口吻が認識以上に長くて微かに驚いてみたり。
　こういう鮮やかな花での撮影は普段あまり機会がありませんでしたが、改めて綺麗なことは良い事だと思いました。

（記：誠也　撮影日：今日）

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