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2005年7月

過去ログ

岩木山のゼフィルス

↑ジョウザンミドリシジミ


↑エゾミドリシジミ 卍飛翔


↑ウスイロオナガシジミ

↑ミズイロオナガシジミ

 今まで出していなかった分の、今年の収穫です。
 岩木山のゼフィルスの撮影ポイントとしての優秀さには、毎度毎度頭が下がります。 ウスイロオナガシジミをあんなに見れる場所は他にあるんでしょうか。 他のゼフィルスも一通りちゃんとした数がいるし、近場にあぁいう場所があるのは、幸せなことなのかも。
 そういえば今年は、まだ撮影できていなかったエゾミドリシジミの写真を、一応ですが写すことができました。(上から2番目の写真のことです。) 来年こそは、とまって翅を開いているエゾミドリを写真におさめてやろうかと・・・いや、多分無理ですが。。

(記:誠也 撮影:2005年7月17〜18日)

フジミドリシジミ

 文化祭も終わって、今日から夏休み。早速、白神山地へ行ってきました。
 狙いはミヤマカラスアゲハの吸水集団を撮影することでしたが、それは失敗。 その代わり、こいつを撮影することが出来ました。 でも、フジミドリの♀は何だか変なチョウで、お父さんが脇でフジミドリだと言っているのにも関らず、 とまるまではずっと僕には蛾に見えていました。この次、見つけてもまた気づかずに無視してしまいそうな気も・・・。
 とにかくなんだかんだ言っても、フジミドリへのリベンジが出来たことは純粋に嬉しかったです。 それに、白神山地といえばフジミドリの本場ってイメージがあるし。(勝手なイメージですが)
 あ、そういえばこの個体、裏面の赤紋が発達していて、上翅にまで赤い鱗粉がのってるのがチャームポイントらしいです。(?)

(記:誠也 撮影:今日)

オオミドリシジミ



 今日も昨日に引き続き、岩木山へ。やっぱり今日もアイノやダイセンには縁がありませんでした。
 でも、行くなりオオミドリが翅を開いていました。羽化直後で日光浴をしているところに、運良く出会えたようです。
 そういえば、オオミドリには縁があるようで、♀であれば翅の表裏から産卵まで撮影できているので、今回の写真でこの種には一先ず決着を付けれたかな、と思っています。

 ところで、明日は一日中ねぷた三昧。昨日今日サボった分も、ちゃんと作ってこようと思います。 ちょっと喉の調子が悪くて声が変だけど、明後日の運行を楽しみにして、色塗りに没頭するつもりです。

(記:誠也 撮影:今日)

ダイセンシジミ‐signata型

 今日は午前中、ねぷた作業をサボって岩木山へ。
 狙いはアイノミドリだったものの、ジョウザンミドリの写真ばかり大量に撮ってくる結果に。
 そんな中、こいつが現れました。僕が今まで見たダイセンのシグナータ型の中では特徴が最もよく出ていて、そこまでは感動的だったんですが、そこからは上手くいかず。 快晴で強い日差しが照りつける中、こいつはド逆光なところにとまっていました。カメラのモニタは全然見えないし、なんとかシャッターを切っても全然AFが働かないし。 この写真も綺麗なものではありませんが、一応見れる状態にはして貼り付けようと思ったので、かなり補正してます。
 ・・・で、明日も少しねぷた製作をサボって岩木山に行こうかなぁと思ってます。ダイセンやアイノにリベンジマッチを挑まないと。

(記:誠也 撮影:今日)

斑紋欠けキマルリと、変なダイセンシジミ





 中段のキマルリが正常斑紋の個体なのに対し、上段のキマルリは斑紋の少し欠けた個体。いわゆる『紋抜け』のごく軽微な個体です。 わかりにくいですが、言われてみると後翅の線状紋が一部途切れているのが分かります。
 ダイセンの方はなんていうか・・・signata型なわけでもないのに紋が乱れていて、quercivola型を基調に線が曲がったりくっついたり離れたり。 ・・・どう説明すれば良いのかよく分かりませんが、とにかく写真を見てくれれば分かると思います。

 ねぷた製作も佳境を迎え、なんか周りが騒がしくなってきました。でも、明日は岩木山へ行ってきます。 山に行くのも、大切な用事です。(そう言い訳してサボってます。)

(記:誠也 撮影:2005/07/09)

ミズイロオナガシジミ-neoattilia型





 キマルリのディスプレイが始まるのを待つ間、辺りの下草でミズイロオナガを探して歩きました。 そしたらなんと、見かけた3頭全ての黒帯が発達していて、びっくり。特に、うち2頭はなかなかのもの。 写真は全て別個体です。(比較写真:ごく平均的な個体)
 いくら岩手にはこうした個体が多いとは言っても、青森でこのレベルの個体は1度も見たことがないので、どうしてもビビってしまいます。 ・・・実を言うと、始めに見つけたのが1番下の写真の個体だったんですが、それだけでもビビってたり(苦笑)

(記:誠也 撮影:2005/07/09)

陸中のチョウセンアカシジミ





 今にも雨が降りそうなくらいの曇り空が幸いしたのか、目線の高さにある葉の上にチョウセンアカが何匹かとまっていました。 その上、殆ど翅を開かないというチョウセンアカが翅を開いてくれたのには、驚きました。
 とは言っても、開いてくれたのはこの写真の♀だけで、偶然に偶然が重なってのことだったのかもしれません。
 僕は今回チョウセンアカを見るのは初めてだったんですが、初めからこんな良い思いをしてしまうと、どうも普段は木の上をびゅんびゅん飛んでいるチョウだなんて想像できません。

(記:誠也 撮影:2005/07/09)

陸中のキマダラルリツバメ



 昨日今日と、岩手までキマルリとチョウセンアカを見に行ってきました。(高校のねぷた製作をサボるのが気がかりでしたが。)
 今日はあいにくの雨でシャッターを一度も押すことはありませんでしたが、昨日は晴れすぎず暗すぎず絶好の撮影日和で、そこに幸運も重なり、とても良い成果となりました。
 キマルリは時期が少し遅くスレた個体ばかりでしたが、この個体一匹だけは比較的新鮮で、しかもいかにも陸中らしい青紋の発達した個体。 サイズも一回り大きく、他の個体と飛んでいても識別できたので、しばらく追いかけることができました。
 天気のおかげで発色も良いし、これに文句を言っていたらバチが当たりそう。こんなことは、もう二度とないかもしれません。

(記:誠也 撮影:昨日)

ハヤシミドリシジミ
 キタアカシジミのついでで見れるのが、このハヤシミドリシジミやウラジロミドリシジミ。
 そういえば、ハヤシミドリはそこそこ撮影できるのに、エゾミドリはあんなに似通っていても全然撮影できないのは・・・仕様ですか?(日本語変)

 話が完全に反れてしまいますが、学校で「ねぷた製作」が明後日から開始される関係で、今日も設計図と睨めっこしてます。 そのせいで日記も更新できずに寝潰れてしまう事があるかもしれませんが、多めに見てやってください(?)

(記:誠也 撮影:2005/07/02)

フジミドリシジミ

 実は一昨日の主目的だった、フジミドリシジミ。
 でも、さすが難物なだけあって、そうそう都合よく姿を現してはくれませんでした。 ボロボロの♂が2頭とこの写真の♀を見ただけで、他には全く。 ♂は2頭ともシャッターを押す暇も無く飛び上がってしまうし、♀もこの通り、枝(?)のせいで影がついてるし・・・。
 被写体がいないせいで無駄に何時間も探しまわって、バテバテになってしまいました。来年、いや再来年かその次の年くらいまでには、なんとか見れる写真を撮ってみたい・・・かなぁ。(曖昧)

(記:誠也 撮影日:一昨日)

ナミヒョウモン



 どっちの写真が良いか迷って、結局2つとも載せてしまいました。どっちもそこそこ好きだけど、どこかしら失敗していて・・・。
 一応、津軽富士とも言われる岩木山を背景にしたいと思って撮ったんですが、上の方の写真はピントが良くても被写体が下に寄り過ぎだし、下の方の写真は背景は大体いいんだけどピントが全然だめだし。
 そういえばこんな写真でも、下は湿地なので案外苦労してます。夢中になって追いかけすぎたせいで、足がぬかるんで泥水浸しになったりしました。
 来年は、ぬかるみにもナミヒョウモンにもリベンジしてやりたいものです。

(記:誠也 撮影日:昨日)

“足元に広がるカシワ林”とキタアカシジミ
 今日のコースはなかなか凄かったです。
 まず朝早くからフジミドリシジミのために梵珠山へ。 そこでヘトヘトになりながらも、間髪いれず岩木山麓に向かいます。ヒメシジミとナミヒョウモンを見ると、また移動。 そして最後に、屏風山でキタアカシジミを。・・・といった(特に運転する人には)ハードなプランニングでした。乗ってる方は気楽なものですが。

 この写真は、屏風山の高山稲荷で撮ったキタアカシジミ
 高山稲荷では背の低いカシワ樹海が広大に広がっていて、普段は見上げなければならないゼフィルスも、足元に見下ろすことが出来ます。
 実は前々から、この背が低いカシワ樹海にのったキタアカシジミの写真が撮りたかったんです。今日この写真が撮れたおかげで、キタアカシジミの呪縛から解き放たれたような気がします(何)。

(記:誠也 撮影:今日)

明日模試って・・・。。

 葉の成長が遅いだけでなく、病気(?)かなんかで枯れてるのも影響してるみたいです。
 北限らしく、エノキにとって本当にギリギリの環境なんでしょうか。
 でも絵としては、ゴマダラチョウにはやっぱりエノキがしっくりくる感じがします。

(記:誠也 撮影日:2005/06/26)



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