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2005年6月

過去ログ

白ゴマダラ産卵

 今日は、津軽昆虫同好会の会誌「Celastrina」の梱包作業を手伝いました。
 手伝ったとは言っても、裏表反対に折ったり封筒に冊子を入れ忘れそうになったりと、周りの足をひっぱっていたことは言うまでもありません。 小さい頃からずっと手伝ってるのに、全くもって上達していないような気がするのは、気のせいでしょうか。

 写真は引き続き白いゴマダラチョウ。ちょっと黒い模様も目立つ個体ですが、産卵の場面ともなるとそんなことは気にせず、喜んでシャッターをきります。
 落ち着いて考えてみて気になるのは、やっぱりエノキの生育状況。 葉一つ一つが小さいし、枚数も少なそうだし、単に時期が遅れているというのを通り越して、なんとも痛々しい状態。
 そういえば、ゴマダチョウが枝に卵を産み付けるところも見かけたんですが、これは葉が大量に落ちてしまう場合に備えての、保険的な意味をもった行動なんでしょうか。

▼参考用内部リンク:特集『白いゴマダラチョウ』

(記:誠也 撮影:2005/06/26)

続:白いゴマダラチョウ

 昨日貼り付けた写真と同じ個体の、表側です。距離と藪の混み具合の都合上、翅に笹の葉が被ってしまっていて、残念な写真でもあります。
 しばらくはこうして翅を開いていたんですが、少し奥まったところにとまっていたせいで、まともに撮影が出来る距離まで近づいた頃には翅を閉じてしまいました。 たしかに、裏側の方がインパクトのある蝶なのですが、表側の写真も欲しいところ。一昨日見たゴマダラチョウではこの個体が一番白かったので、少し悔しく思っています。
 でも例年ならこの程度の個体は、むしろ黒い部類のような気がします。とまったのをまじまじと見るまで、♂と見間違っていたくらいだし・・・。(一般に♂の方が黒い)

▼参考用内部リンク:特集『白いゴマダラチョウ』

(記:誠也 撮影:一昨日)

白いゴマダラチョウ

 勘の良い方は気付いてるかと思いますが、昨日はゴマダラチョウが大当たりしました。
 昨年の大雪と塩害で壊滅的状態だったエノキの木(24日の日記参照)で、こんなに発生しているとは思いませんでした。 こんなに、とはいっても確認した数は♂♀それぞれ3〜5頭ずつ。 それでも、これだけいっぺんにゴマダラチョウを見れれば青森の春としてはかなり良い方です。
 ただ、大雪のせいで発生が遅れたからか、例年のアベレージと比較すると概して黒っぽい個体が多い様子。 それでも、まだ十分白いから良いけど(笑)

▼参考用内部リンク:特集『白いゴマダラチョウ』

(記:誠也 撮影:昨日)

出し惜しみしてみたり

 今日の日記の写真は、キタテハの夏型です。今日、すごく良い結果だったんですが、今週1週間やりすごすために、出し惜しみます。(?)
 ちなみにこの写真は、今の時期の進み具合はこんな感じですよ・・・ってことで。それ以外、特に意味は・・・。

 というわけで(今までもウスバシロやらスジグロやら白黒のチョウばっかだったけど)、明日からもまた白黒なチョウがメインな日記になります。
 でも今度のは、ちょっと大きいです(謎笑)

(記:誠也 撮影:今日)

北限のエノキ

 この木は、エノキ。実際、ゴマダラチョウも発生している産地のものです。
 1週間前の写真ですが、さすがにこの葉の量は、少なすぎ。 もう先週の状態で既にゴマダラチョウの♂は羽化していたらしいし、奥の斜面にある黄色いニッコウキスゲを見ても、時期の感じは分かると思います。 春にも同じ木を見ていますが、もちろん、その時期は葉っぱなんて殆どありませんでした。
 こんな過酷な状況の中でもゴマダラチョウは羽化できてしまうんだから、やっぱり今まで滅びないできているだけの強さを感じます。

(記:誠也 撮影者:忠 撮影日:2005/06/18)

スーパーマクロ

 我が家では、2台のデジカメを主に使っています。
 1台は僕が普段使ってるコニカミノルタのA1、そしてもう1台がお父さんが使っているフジフィルムのS602です。 どちらも1〜2世代前のものですが、気に入って使っています。
 この写真は、S602を使ってお父さんが撮ったものです。 S602には『スーパーマクロ』という機能があって、35mm広角で被写体まで数センチのところまで近づくことが出来ます。 デジカメならではの、被写界震度の深さがはっきりと現れて、全く絞らなくてもこんな感じにくっきりと。
 僕はデジカメ世代なので、こういう写真の良さがあまりピンとこないのですが、 銀塩カメラで被写界震度の浅さに苦労した人には、真新しくて魅力のある絵なんだそうです。
 
(記:誠也 撮影者:忠 撮影日:昨日)

イチモンジチョウ

 昨日は学校で、土曜講習とかいうちょっと面倒くさいのを受けさせられていました。
 その間に、お父さんは深浦・岩崎方面へ行ってこんな写真撮ってきやがりました。(口が悪い)
 特別広いというわけではないけど白帯もそこそこに広いし、ちょっと欠けてこそいるけど新鮮だし、 そして何より黒飛び白飛びしてないし。 イチモンジチョウって、光の条件がよほどに良くないと、こんなふうに写ってくれないんですよね。
 
(記:誠也 撮影者:忠 撮影日:昨日)

てすと終了

 やっとテストも終わってのびのびとしてます。あんまり寝なかったせいで、途中眩暈に襲われたりして・・・なんか大変でした。
 というわけで、気を抜いて、今日はのんびり寝たいと思います。

 今日貼った写真は、ちょっと白紋が大きいかなぁ・・・?って感じのコミスジ。ぁ、白帯の広いイチモンジチョウの写真が撮りたいなぁ。

(記:誠也 撮影:2005/06/04)

ツバメシジミ春型♂

 手を抜きすぎな状態だけど、勘弁してください。
 北日本のツバメシジミ春型♀に青色の鱗粉がのった美しい個体が出現することは有名ですが、 ♂の外縁黒帯が狭くなって後翅黒点列が明瞭になることにまで目を向ける人は殆どいない気がします。 でも、インパクトは無いですね。(苦笑

(記:誠也 撮影:2005/06/04)

コミスジ

 手抜き週間2日目です。(ぇえ
 そういえば、この写真に写りこんでる右側の林はニセアカシアなんですが、今年はニセアカシアの芽吹きや成長が、ちょっとというか大分遅れている感じがします。 それも、どこということなく大抵の場所で。あんなに強い木が・・・どうして?

(記:誠也 撮影:2005/06/04)

タンポポで吸蜜

 エゾスジグロなのかスジグロなのか、図鑑と睨めっこしても自信を持って判別できないので、あえて種名は書きません。(書けないとも言う)
 最近、このチョウの写真が多いのはどうしてなんでしょう・・・。

 「テスト期間=日記手抜き期間」ということで、しばらく手抜きします。 ここにテストって文字を出すと、自分への戒め効果があってなかなか良いです。(?)

(記:誠也 撮影:2005/06/04)

ウスバシロとスジグロの追飛

 先月30日にも、これと似たような写真をとりあげましたが、今回は3匹です。
 ところで、ウスバシロチョウの追飛行動を撮影して追いかけていて、1つ気になったことがあります。 ウスバシロチョウ同士の時は少し距離をとって追いかけ合い、すぐに自然と離れてしまうのに対して、 スジグロシロチョウと絡まる時には執拗に追い掛け回し、どうも相手を追い払おうとしているように見えるんです。
 お互いちゃんと見分けられてたんだなぁと、少し感心しました。

(記:誠也 撮影:2005/06/04)

ツマキチョウ

 綺麗で好きなチョウなのに、くせが悪くてなかなか写真が撮れない、この種。
 どこ行ってもいるけどどこ行っても多くないし、飛ぶのは速くもないけど全然とまらないし。 その上、白い部分は簡単に白とびしちゃうから困ります。 そんなこんなで、まともな(白とびしてなくて、ピントもあっている)写真を撮ったのは、今回が初めてです。
 ちなみにこの写真は、ツマキチョウの睡眠行動です。(厳密に言うと、その直前だけど)

(記:誠也 撮影:一昨日)

一昨日、ウスバシロ視点では

 一昨日、オオモンシロチョウとは殆ど縁が無かった僕は、ずっとウスバシロの写真を撮っていました。
 沢山いるし、飛ぶのも最上級に遅いし、撮影はこの上なく簡単な気がします。 一昨日行った産地は翅の白い個体がよくとれるところなのですが、何故かそれらしい個体が全く見当たらず、諦めて景色を重視した写真に集中してみました。
 こういう写真を撮るのが、好きです。

(記:誠也 撮影:一昨日)

ウスバシロ、白いような

 今日は、朝から天気が悪くて気乗りしなかったけど、ツマキチョウ狙いで西十和田方面に。
 行ってみると、ツマキよりもウスバシロが多いような状況でした。
 すると、飛び交う何の変哲も無いウスバシロに混じってこんなのが。 このあたりのウスバシロの斑紋はかなり安定していて、特集の『白いウスバシロチョウ』のような産地ではないはずなのですが・・・。普通な個体(比較画像)
 青森市周辺で見られるものほど白くはないけど、全国的に見ればかなり白い部類だとおもいます。

(記:誠也 撮影:今日)

こんなん出ました

 今日はウスバシロを探して、ふらふらと。♂の出始めのようでしたが、そこそこの数が見れました。(とは言ってもピーク時の10%程度の頭数ですが)
 そんな中、白いチョウを追っかけてたら、こんなのが出ちゃいました。オオモンシロチョウが・・・。 青森で見たのは、初めてです。
 そういえば、小6の修学旅行で函館の牧場に行っていた時、友達が牛やら馬やら羊やらと戯れているのをしり目に、僕1人このチョウを追いかけていたような。
 幼虫の気持ち悪さばかりが印象的なチョウですが、よく見てみると翅の質感もモンシロやスジグロより良いし、コントラストも強くて、意外と良い種ですね。(害虫だけど
追記:青森市内です。

(記:誠也 撮影:忠(←これがくやしい) 撮影日:今日)

メスアカミドリシジミ蛹

 先月浅虫で採ってきたメスアカミドリの幼虫が蛹になりました。(結構前のことだけど)
 当然ながら僕は、♂♀全くわからないです。でも、この個体はお父さんも頭を抱えていました。複眼の大きさは♂っぽいのに体型は♀っぽいんだとか何とか。
 はたして、雌雄どっちが羽化するんでしょうか。


(記:誠也 撮影:さっき)

あ、そうだ

 メスアカミドリの蛹の写真を、出そうと思っていながらずっと忘れてたような・・・。
 明日か明後日かその次か・・・いつになるかなぁ。(?)

 写真はダイミョウセセリ。例によって、前回の撮り貯めです。


(記:誠也 撮影日:2005/05/29)



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