ヤママユガ科 Saturniidae


ウスタビガ

Rhodinia fugax (Butler, 1877)

食餌植物:ブナ科、ニレ科、バラ科、カエデ科などの様々な樹種

最も遅い時期に発生するヤママユガ科。半昼行性で日中にも活動する。雌雄異型で、オスは色彩変異に富む。卵態越冬。


クロウスタビガ

Rhodinia jankowskii (Oberthür, 1880)

食餌植物:キハダ(ミカン科)

山地性でやや珍しい。発生時期はクスサンより遅くヒメヤママユより早い。卵態越冬。


ヤママユ

Antheraea yamamai (Guérin-Méneville, 1861)

食餌植物:コナラなどのQuercus属・クリ(ブナ科)

成虫は夏の終わり頃に見られ、ヤママユガ科の中では出現時期が最も早い。色彩変異に富む。卵態越冬。


ヒメヤママユ

Saturnia jonasii (Butler, 1877)

食餌植物:ブナ科、ニレ科、バラ科、カエデ科などの様々な樹種


クスサン

Saturnia japonica (Moore, 1872)

食餌植物:ブナ科、ウルシ科、ニレ科、バラ科、クルミ科などの様々な樹種

晩夏から初秋にかけて出現する最普通種。しばしば大発生する。卵態越冬。


エゾヨツメ

Aglia japonica Leech, [1889]

食餌植物:ブナ科、カバノキ科など

山地性で春に出現する。卵は初夏に孵化。幼虫は夏季のうちに成長した後、地面に下りて蛹化する。蛹態越冬。


ヤママユガ亜科 Saturniinae
1. ウスタビガ Rhodinia fugax
2. クロウスタビガ Rhodinia jankowskii
3. ヤママユ Antheraea yamamai
4. ヒメヤママユ Saturnia jonasii
5. クスサン Saturnia japonica
エゾヨツメ亜科 Agliinae
6. エゾヨツメ Aglia japonica
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